木梨が段ボールで工作をする動画を上げ、勝俣がありがとうの手紙づくりを呼びかけた。
長引く自粛で疲弊した気持ちを見つめ直そうという動きが、芸能人から発進された。
こういう動きにこそ、芸能人の価値があるのだと思う。
国策にNOと批判したりする人も多いが、それは芸能人じゃなくても、少なからず国民はみんな思うことだったりする。
私たちは場外の議論が見たいわけではない。
誰かが気持ちを代弁してくれたとしても、それが反映するわけではないのだから。
ほとんどの個人がどう足掻いたって、自分の思うような暮らしには変えられない。
まな板の上の鯉になって、どう考えることが得策かを考えた方がいい。
金銭的に余裕がなくて気持ちにも余裕がない人もきっと多いのだと思うが、生きてりゃきっとどうにかなると思えないものか。
金がなくて、食うものに困っていたのは両親らや、その上の世代。
この土俵際の曲面で、本当に大切なものは何か、探してみる価値はないものか。
人間が、追い込まれて真価を発揮するのだとしたら、今がそのタイミングかもしれない。
芸能人が筆頭で庶民の暮らしを変えてくれたら、そこに芸能人たる価値があるのだと思う。