娘に買ったアクセサリーのおもちゃ。
娘が、指輪のサイズが大きいと言ってきたので、
念のため対象年齢を見てみようと思って、
パッケージの台紙を探そうとした。
紙ゴミに捨てたと妻が言い、
取り出して見て、
それをテーブルに置いたら、
汚いから置いたらダメと取り上げて捨てようとした。
ちょっと待てとばかりに、
私は捨てようとする妻からむしりとろうとするように掴んで取り上げた。
その瞬間、沸点に達してしまった。
娘ではなく大人の妻に対して、
力任せに取り上げたのは初めてで、
カーッとなる一方で、
なんでこんなに力任せに取り上げようとしてしまっているのかと、
抑えきれなさに矛盾を若干感じた。
大したことじゃないのに、
おとなげないと言うか、
私のストレスの受け止め方、かわし方が、
未熟だと感じずにはいられなかった。
テーブルなんて拭けばいいのにという、潔癖に対する苛立ちと、
おとなげないことへの情けなさ、
抑えきれない感情に対する怖さなど、
複雑な気持ちになった。
妻には嫌な思いをさせてしまっただろう。
妻の潔癖をまだまだ理解できていないのは、
本人よりも私の方なのかもしれない。
考えさせられる週末だった。