
昨日は雪が降りとても寒い一日でした。
先週の水曜日、姉とかつらを買いに行きました。
注文していたかつらは店に届いていたのですが
カットしてくれる人が居なくて、その日に来ると
言うことで行ってきました。
かつらをかぶって鏡を見ている姉に
知らない60代ぐらいの女の人が
「若く見えるやん、前どんな髪か知らんけど」
姉はものすごく気が小さく、ちょっとの事で泣いてしまう
性格なので、
姉「人の事知らんと・・・」って涙ぐんでいました。
私「気にしない 気にしない 良く似合ってるよ」
姉「そう? かつらって分からない?」
私「うん うん 分からないよ」
それを聞いた姉はカットしてもらったかつらを
とても気にいったみたいでした。
そのかつらをかぶって、12日の月曜日
2回目の抗がん剤投与に一緒に行きました。
姉を迎えに行くと姉は、かつら変じゃない?ずれてない?」
何回も何回も聞いてきました。
私は「大丈夫だよ、ずれてないよ 若く見えるよ」そう何回も言ってあげました。
病院で点滴を終えた姉は悲しいそうに こう言った
「看護師さんにかつらねって言われた、やっぱりかつらって分かるんだ・・・
もう 何所にも行きたくない、外に出たくない」
私は「きっと前と髪型違うからそう言ったのよ」って
姉は「そうかな・・・」
私は「うん うん そうそう」
姉は嬉しそうに「先生がね 癌が5センチあったのが3センチに減ってる
言われた 嬉しい」って
私もとても嬉しくなりました。
帰り姉がお腹空いたと言ったので、うどん屋さんに入りました。
なんと姉、凄い食欲で私より沢山食べました。
なんだか私凄く嬉しくなって、ちょっぴりウルウルきました。
姉は帽子が欲しいと言うので、帰りに量販店に寄りました。
外出用でなく家の中でかぶるのでって
姉「髪の毛がバサって抜けるのでかぶっていないと
家中髪の毛だらけになる」からと
姉「どれが似合う?こっちがいいかな?」
何かそんな姉見てて、 またウルウル
姉は気に入ったのがあったらしく嬉しそうに
レジに持って行ってました。
それから食料品も買うと、カートを押して
凄い~~早い~~
私付いて行くのが、やっとでした。
一瞬私の方が病人みたいって思ったほどでした。
姉「今度の抗がん剤は来年は1月5日
朝8時半までに行かないといけないので
また 迎えに来てね」って
私「もちろん迎えに行くよ」って言いました。