続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「哭悲 THE SADNESS」(2021台湾/クロックワークス)

《人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延した台湾を舞台に、地獄絵図と化した街で再会しようと奔走する男女の運命を、容赦ないゴア描写で描いたパニックホラー。本作が長編デビューとなるロブ・ジャバズが監督・脚本・編集を手がけた。》

きゃ〜、この前観た「Xエックス」は前半エロ18禁、後半グロ18禁だったけど、これはもう、全編エログロ18禁でゾワゾワ、韓国映画のようにグロい中にも笑いや涙があったりオチにもう少し捻りがあればとも思ったけど、血飛沫パワー半パなくて、台湾ホラーも恐るべし!

この作品が企画されたきっかけは2020年2月からのコロナ禍で、“ハリウッドが動いていない今こそ、パンデミックとゾンビの映画を作るべき”という、プロデューサーから監督への掛け声が元になったそうだけど、劇中で描かれる“アルヴィンウイルス”というのは風邪のような症状からの変異株で、欲望を抑えきれなくなるという厄介なもので、これに比べたらコロナもゾンビも可愛く思えてしまった(^^;

主役の2人が美男美女なので、タイトルの“哭悲 THE SADNESS”を絡めたオチがあったらもう少し奥行きが出たのにと思うとそこは残念だったけど、ここまでやるかの演出にはお疲れさまでしたとしかいえないかも。

☆あらすじ☆
台湾で感染拡大していた謎のウイルスが突然変異を起こし、人間の脳に作用して凶暴性を助長する恐ろしい疫病が発生した。感染者たちは罪悪感に苦しみながらも暴力衝動に抗えず、街中に殺人と拷問が横行する事態に。感染者の殺意からどうにか逃げ延びたカイティンは、数少ない生存者たちとともに病院に立てこもる。カイティンから連絡を受けたジュンジョーは生きて彼女と再会するため、狂気に満ちた街へひとり乗り出していく。
※映画.comより

キャスト
レジーナ・レイ
ベラント・チュウ
ジョニー・ワン
ラン・ウエイホア
ラルフ・チウ
アップル・チェン

監督
ロブ・ジャバズ

原題  哭悲 The Sadness

100分

R18+

新宿武蔵野館3 18:30〜観客6割程/85席




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