続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「生きてるだけで、愛。」(2018/クロックワークス)

《企業CMやミュージックビデオで活躍してきた気鋭の映像ディレクター、関根光才の長編劇映画監督デビュー作。小説家、劇作家、演出家としてマルチに活躍する本谷有希子の同名小説を基に、ひきこもり気味の女性と他人と距離を置いて生きる男の愛を描く。主演をテレビドラマ『リバース』などの趣里が務め、相手役を若手実力派の菅田将暉が務めた。》

自分からは遠いはずの引きこもりで鬱のヒロインなのに見ているうちに、どこか自分を見出して親近感を持ってしまったというか、観客誰もが自分を投影してしまうようなところがあるのでは、と思わされたのは、演じた趣里さんの持ち味なのかも、シリアスなのにどこかユーモラスな魅力もあって寄り添うような気持ちで観てしまった。
自分も壊れそうになりながらも全身でヒロインを受け止める雑誌記者役の菅田将暉くんの繊細な演技も印象的だった。

余談だけど、若い頃からまとまって睡眠することが苦手な自分としては過眠症という言葉に憧れにも似た感覚を持ってしまってのは内緒(^^;

あらすじ
過眠症で引きこもり気味の寧子。現在無職の彼女は、ゴシップ雑誌の編集部に勤める恋人、津奈木の部屋で同棲生活を送っていた。現状にイラつく彼女はついつい津奈木に当たり、その関係は悪化するばかり。そんなある日、寧子の前に津奈木の元恋人、安堂が現れる。


109分

監督
関根光才

キャスト
趣里
菅田将暉
田中哲司
西田尚美
松重豊
石橋静河
織田梨沙
仲里依紗

キネカ大森3 19:00~観客9割程/40席




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