最初のうちは、自主映画作りでわちゃわちゃする場面が続いて、これってほんとにホラー?とか思いながら観ていたけど、後半の展開は紛れもなくホラー全開、というか、前半はエロエロ18禁、後半はグログロ18禁な展開で変な緊張感でドキドキザワザワ、“史上最高齢の殺人鬼夫婦”って、これはもうR15+というよりR18+でもいいかも?
タイトルの“X”というのはアメリカで1968年から1990年まで使用していた映画の年齢制限枠のことで、そう言われると昔は日本でもそんな呼び方があったのを思い出したりしたけど、さすがあの「ミッドサマー」を手が「A24」だけあって一筋縄ではいかない内容だったというか、“X”自体がSEXと絡めたスラングだったりドラッグの“エクスタシー”だったりと自主映画の内容と重なっているのも面白い仕掛けかも。
これは3部作の第1作目 で、A24映画としては初のシリーズ化作品になるとのこと、エンドクレジット後に本作の前日譚になるpart2の予告編が流れるのでお見逃しなく!
☆あらすじ☆
1979年、テキサス。女優マキシーンとマネージャーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンと俳優ジャクソン、自主映画監督の学生RJとその恋人で録音担当のロレインら6人の男女は、新作映画「農場の娘たち」を撮影するために借りた農場を訪れる。6人を迎え入れたみすぼらしい身なりの老人ハワードは、宿泊場所となる納屋へ彼らを案内する。マキシーンは、母家の窓ガラスからこちらをじっと見つめる老婆と目が合ってしまい……。
※映画.comより
キャスト
ミア・ゴス
ジェナ・オルテガ
マーティン・ヘンダーソン
ブリタニー・スノウ
ボビー・リン
オーウェン・キャンベル
RJ
スティーブン・ユーア
スコット・メスカディ
監督
タイ・ウェスト
原題 X
105分
R15+
TOHOシネマズ日比谷11 16:45〜観客30人程/102席