タイトルそのまま、ただただ殺人鬼から逃げまどうだけの話なんだけど、まずは耳は聞こえないけどしっかり仕事をこなして茶目っ気もあるヒロインに目が釘付け。
ウィ・ハジュンさんのソフトな外見を活かしたサイコな殺人鬼ぶりも怖くて最後までドキドキハラハラしっぱなしだった。
警察の対応とかツッコミどころもあるけど、聴覚障害の女の子を演じたチン・ギジュさんが可愛くて、追い詰められながらも、“終わりにする”ためにとった行動に拍手、冒頭のある仕草がラストにつながってスッキリ！
被害者か加害者か、“見え方”で助ける相手を間違えてしまう、余計なお節介への強烈な皮肉も感じた。
あらすじ
ある夜、“耳が聞こえない”ギョンミは、連続殺人の現場を目撃してしまう。犯人は唯一の目撃の彼女を次のターゲットにし、執拗に追いかける。しかしギョンミには犯人の足音も聞こえず、助けを呼ぶこともできない。それでもギョンミは何とか逃げようとするが……
原題 MIDNIGHT
104分
PG12
監督
クォン・オスン
キャスト
チン・ギジュ
ウィ・ハジュン
パク・フン
キル・ヘヨン
キム・ヘユン
TOHOシネマズシャンテ1 16:15～観客30人程/225(112)席
