《年金暮らしの老夫婦が、無情にも困窮に追い込まれた末、ついには国家に反旗を翻して紳士的な強盗を重ねていく奇妙な逃避行の行方を描く》
今日は水曜日ですが例によって雑用を片付けているうちに日も暮れたので、とりあえず有楽町に向かいました
これは珍しいハンガリー映画ということで興味津々、予告編の感じではかなり“痛い”内容のように思えて覚悟してましたが、なんのなんの、“年齢などものともせず、自ら幸せを掴み取ろうとする二人の老夫婦の勇気ある(?)行動にびっくり、これこそホントの“俺たちに明日はない”…って、明日はあるので大丈夫、観てのお楽しみですよ
手入れの行き届いた年代ものの車が主人公でも有り得るところはクリント・イーストウッド監督の「グラン・トリノ」に被るところがありそう、ハリウッドでリメイクするなら是非イーストウッド監督に演じてもらいたいと思いました。
あと、ダイヤのイヤリングの使い方も上手いんですよ、たったこのイヤリングひとつ老夫婦の歴史を感じさせる…余計な台詞より小道具の方が雄弁なんですよね、「人生に乾杯!」に乾杯
原題:Konyec
シネスイッチ銀座2 19:00~観客5割程/182席
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