《愛する者との約束を果たすため刀を置き静かな余生を過ごし始めた市の最後の戦いを描く》
火曜日は定番コース、錦糸町でモミモミのあと大森でお姑さまの様子見をしてから有楽町に向かいました
ほんとはスカラ座で「アイアンマン2」か、シャンテで「クレイジー・ハート」のどちらかを観るつもりでしたが、有楽町駅に着いたら雨が降り出してしまったので、駅から一番近いTOHOシネマズ有楽町でこの作品を観ることにしたわけですが、こんな時のために残しておいてよかったかも、って、残しておいたというよりは気が進まなかっただけなんですが、なんかいやな予感は当たっていたというか、これは微妙だったかも
いっそのことちゃっちい作りでツッコミどころ満載な映画ならかえって楽しめたと思うんですが、キャストもスタッフも頑張っていたのは伝わってきたし、セットも凝っていてお金も時間もかかっていたのは伝わってきただけに、省略し過ぎの展開で面白みに欠けているように思えたのが残念でした。
有楽町のマリオンビル向かいの一等地の劇場で平日夜とはいっても10人ほどしか観客が入ってないのはどうなんでしょうか、公開から少し日が経っているとはいえ、観客も映画をよく選んでるものだと変なところで感心してしまったりして・・・。
阪本順治監督作品はもともとけっこう好きで、前作の「闇の子供たち」などは志の高い力作だったのに、今回は残念だったというか、香取慎吾も頑張ってましたが、どう見てもカットしたての髪型にお手入れが難しそうなひげの生やし方だったし、なんて、余計なことを考えてしまうのはやはり勝新太郎さんの市をどうしても思い出してしまうからなのかも、せっかくの斬新なキャンティングなら、“ラスト”ではなく“ビギニング”にすればよかったのに、なんて思ったりもして…。
そういえば、ぜんぜん関係ないけど、久々にスクリーンで観た反町隆史がずいぶん老けたと思ったら岩城滉一でした、あとから反町隆史も出てきたので間違いに気づきました
キャスト的には豊原功補の出番が多かったのは嬉しかったです、かなり強烈なキャラクターで彼で1本作れそう、というか、初めから彼で座頭市を作ってもよかったかも、なんて。
それから、工藤夕貴を襲うARATAの太ももチラリの方が工藤夕貴のチラリよりエロく感じたのは内緒です(笑)
TOHOシネマズ有楽座19:45~観客10人程/400席
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