一見、苦手な社会派映画っぽくて、シェールガスの採掘権とか難しそうなので、ちゃんと下調べしておけばよかったと最初のうちは思ったけど、ガス•ヴァン•サント監督の手にかかると、こんなにも魅力的な話になるから不思議。
エネルギー会社の幹部候補の野心や葛藤、田舎町のひとたちとのやりとり、人間関係の逆転劇などがわかりやすく描かれていて面白かった。
“アメリカン•ビンテージをイメージした”という色彩設計も目に心地よかった。
幹部候補役のスティーヴを演じたマット•ディモンの説得感ある演技もさすが、体型的にも、もうアクションはやめてこちら路線でお願いしたいかも、ラブストーリーはギリギリOK(笑)
《大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴは、田舎町に埋蔵されるシェールガスの採掘権を買い占めるため、困窮するマッキンリーを訪れる。しかし、採掘に反対する科学教師と環境活動家により、採掘の賛否が住民投票によって決められることになり…》
原題 PROMISED LAND
◆キャスト
マット・デイモン
ジョン・クラシンスキー
フランシス・マクドーマンド
ローズマリー・デウィット
スクート・マクネイリー
タイタス・ウェリヴァー
ハル・ホルブルック
106分
TOHOシネマズシャンテ1 17:15~観客8割程/225席
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