続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」(2019仏/キノフィルムズ=東京テアトル)

?《フランスで起きた神父による児童への性的虐待事件“プレナ神父事件“を基に、『しあわせの雨傘』のフランソワ・オゾン監督がオリジナル脚本で挑んだ社会派ドラマ。虐待のトラウマを抱えながらも神父の告発に踏み出した、被害者たちの葛藤や希望を描き出す。メルヴィル・プポーをはじめスワン・アルロー、ドゥニ・メノーシェら演技派が出演。》

これは少し前にシネスィッチ銀座で上映していて気になりながらもタイミングが合わなくて観逃していたので観られてよかったというか、わかっていたはずなのにエンドクレジットでフランソワ・オゾン監督の名前を見てこれまでの作風との違いにびっくり!

実際の出来事である“神父による児童への性的虐待事件”を扱っているので少し重かったけど、これまではどちらかというと女性目線の作品の多かったオゾン監督の新境地を垣間見みることができてよかった。 

飯田橋ギンレイホールは3年ぶりだったけど、ひとつ置きの席でなく、ひとつ置きだったりふたつ置きだったりと変則的な座席開放でコロナ対策をしながらも2人連れへの配慮もあって、この時期でも以前と変わらず観客がしっかり入っていたのが印象的だった。

あらすじ
フランスのリヨンで妻子と暮らすアレクサンドルは、知り合いとの会話で、幼い頃にプレナ神父から受けた性的虐待を思い出したことから告発を決意。同じく被害者であるフランソワ、ジルらと結束し、葛藤を抱えながらもプレナ神父告発に向け動き出すのだが……


原題 BY THE GRACE OF GOD

137分

監督
フランソワ・オゾン

キャスト
メルヴィル・プポー
ドゥニ・メノーシェ
スワン・アルロー
エリック・カラヴァカ
フランソワ・マルトゥレ
ベルナール・ヴェルレイ
ジョジアーヌ・バラスコ
エレーヌ・ヴァンサン
マルティーヌ・エレル

飯田橋ギンレイホール17:10~観客6割程/198(100)席


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