続・とりあえずの映画鑑賞メモ

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008)

“ジョージ・ルーカスなど世界中のクリエイターに多大な影響を与えた黒澤明監督の傑作『隠し砦の三悪人』を装いも新たにリメイクしたエンターテインメント活劇”

さてさて、ようやく“諸事情”も一段落、今日は普通に大森でお姑さまの様子見した後に、大森駅に戻りました

今日から始まったこの作品、ほんとはもう少し大きい劇場で観たい気もしましたが、キネカ大森で19:25から始まるなんて、タイミング良すぎ、私たちが行かなくてどうする、みたいな…(笑)

内容は、言わずとしれた黒澤作品のリメイクなので、私が説明するまでもありませんが“戦乱の世、国を追われ再興を目指す姫と金塊を巡る決死の脱出劇をスリリングに描く”というもの、恥ずかしながら、元の黒澤作品は昔、名画座で観た覚えはあるものの、画面暗いし時代劇苦手だしで、面白さはイマイチわからなかったので、けっこう新鮮な気持で観ることができたかも

というか、やっぱり、お目当ては松本潤でしょ、むさい恰好してても、ステキでしたわ、長澤まさみのお姫様役はちょっと違うかも、とか思いましたが、アイドル映画と思えば、みどころもたくさんあったし面白かったです、最後は「ローマの休日」みたいだったし…って、少しだけですが。。
元の作品を支持する人にとっては不満ありあり、不評でもあるようですが、元の作品を知らない観客がこの作品を観て、オリジナル作品にも興味を持つという流れもいいのでは?
少なくても、私はオリジナル作品を観たくてDVDを注文しちゃいました、国内版は高いので、輸入版ですが、届くのが楽しみです

キネカ大森2 19:25~観客10人程/69席

コメント一覧

ルパン
>R&R MANさん
そうそう、そのエピソードはよく聞きますが、ああそうだったのか、と思える程の記憶がないんですよね、昔の名画座では黒澤作品は定番で一通りは観た筈なのに(^^;

『スターウォーズ』を観た黒澤監督の反応は初めて知りましたが、そういう黒澤監督も、特に現代劇では、親切過ぎる演出で、スピルバーグと被るものがあると私は思ってますが、“子供は、我々が思っている以上に何でも理解してる”というのは頷けますね。
で、今回の作品ですが、、確かに、雪姫と武蔵のラブストーリーは余計だったかも…とは思いながらも、私はお目当ての松本潤の“決めゼリフ”に満足でした(^-^)v
キャストでいうと、椎名桔平さん、阿部寛さんなど64年組も出てるし、R&R MANさん的には、彼らの活躍ぶりを見るのいいかも…って、樋口真嗣監督含め、65年組が多くてびっくりでしたが…。
R&R MAN
半世紀前の黒澤版で藤原釜足と千秋 実が演じた村人二人が、R2―D2とC―3POッつー凸凹キャラのモデルになったというのは有名なエピソードですよね。
その『スターウォーズ』を観た黒澤監督は「音楽がコうるさい!」と苦言を呈したそうですが、ジョージ・ルーカスが「物語を理解できない子供が退屈しないよう音楽をベタに入れた」と反論すると、「あんた、子供を侮辱するのも大概にしなさい。子供は、我々が思っている以上に何でも理解してるよ!」とたしなめたんだそうでス。

劇団☆新感線の中島かずき氏が新たに書き下ろした脚本はサービス満点のオマケ付きみたいですが、雪姫と武蔵のラブストーリーまで盛り込む“とってつけた感”は果たして…。
むー、まだ迷ってまス是。
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