何も知らずに観たらまるでウッディ・アレン作品かと思うような面白さ、というか笑いのツボはこちらの方が好みかも、特にウッディの台詞のいちいちがツボで、ジョン・タトゥーロにこんな引き出しがあったなんて嬉しい驚き!
役柄的にはもう少しイケメンの方が?と思ったけど、旦那に言ったらイケメンじゃないからこの設定が活きるんだよ、だって、はい、確かに(笑)
シャローン・ストーンやヴェネッサ・パラディなど女優陣も豪華で目の保養。
ブルックリン生まれのタトゥーロとニューヨークを代表するアレンがタッグを組んだだけあって、NYのご当地映画としてもみどころ満点、ユダヤ教徒の暮らしぶりや衣装、料理、日本の生け花なども盛り込んで最後まで飽きずに観られた。
《今にも潰れそうな店をなんとかしたいと悩むブルックリンの本屋の店主マレーは、花屋を営む友人フィオラヴァンテをジゴロに仕立て上げ、男娼ビジネスを始めようと思いつく。戸惑うフィオラヴァンテを説き伏せジゴロビジネスを開始すると、予想外に好評を博し、裕福な女性たちが次々と虜になっていく。ところが、そんなジゴロがある未亡人と恋に落ちてしまい…》
アレンがカメオ出演を除いて自身の監督作以外に出演するのは、「ヴァージンハンド」以来13年ぶりとなる。
◆キャスト
ジョン・タトゥーロ
ウッディ・アレン
バネッサ・パラディ
リーブ・シュレイバー
シャロン・ストーン
ソフィア・ベルガラ
ボブ・バラバン
原題 Fading Gigolo
90分
TOHOシネマズシャンテ3 17:35~観客50人程/192席
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