続・とりあえずの映画鑑賞メモ

ライフ・イズ・ミラクル(2004仏=セルビア・モンテネグロ)



“愛というのは、人間にとって最も強力なモチベーションになる。
そして僕にとっては、映画作りに欠かせない要素なのだ”・・・監督:エミール・クストリッツァ

きゃ、またまた監督のコメントを引用してしまいましたが、今回はこの映画をどう表現していいかわからないので引用でごまかそうかと(^^;


あ、いや、この映画がある意味“愛”に満ち溢れているのは理解できました、とにかくどの場面にも動物も人間も区別なく登場してにぎやかで、ハッとするほど綺麗な映像もあって、内容的に比較するのは変かもですが、監督さんの目指すところは「埋もれ木」と被るような気もしましたが・・・。


内容はともかくとして、とにかく絶えず音楽が流れているので、たまに静かな場面になるとホッとするくらい、もう、疲れたというか・・・。
監督率いる、ノースモーキング・オーケストラによるジプシー・ブラスのサウンドはきっとサントラとしては聴きごたえありそうなので別の機会にじっくり聴いてみたい気もしますが、ジプシー音楽が流れる中、ブラスバンドで練習している主人公の演奏なども一緒に被ったりして、いやはや、にぎやかなこと。


動物たちも画面狭しと登場。熊に猫に犬に鶏にその他数え切れないくらいいて楽しかったことは楽しかったです、特にこのロバときたら・・・タイトルにもなっている奇蹟を起こす・・・あ、これ以上は書きませんが、こうやって書いているとほんとはとっても面白かったような気もしてきたりして。

というか、舞台は内戦勃発直前のボスニア・ヘルツェゴビナで、毎度のことですが、世界情勢などに疎い自分はこうした映画の寓話性みたいなものを汲み取れないのが残念というか心残りではありました。
少しは歴史の勉強をしなさいって、ハイっ(:_;)

シネスイッチ銀座2 16:10~観客5割程/182席
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