続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「線は、僕を描く」(2022/東宝)

《水墨画の世界を題材にした砥上裕將の青春小説「線は、僕を描く」を、横浜流星の主演、「ちはやふる」の小泉徳宏監督のメガホンで映画化。篠田湖山の孫で霜介にライバル心を抱く篠田千瑛を「護られなかった者たちへ」の清原果耶、霜介の親友・古前を「町田くんの世界」の細田佳央太、霜介に触発されて古前と共に水墨画サークルを立ち上げる川岸を「サマーフィルムにのって」の河合優実が演じ、三浦友和、江口洋介、富田靖子らが脇を固める。》

だらだらだけど書道を続けている身としては紙と墨の世界に惹かれるものがあるので公開を楽しみにしていた作品だけど、期待以上に楽しめたというか、水墨画も習ってみたくなった。

キャスティングも最高!
“これまでいろいろな職業の役を演じてきましたが、水墨画が自分には一番合っているなと思いました”という主演の横浜流星くんが本当に役にハマって、共演の清原果耶ちゃんも好演、安易に恋愛に発展しないところもよかった。

横浜流星くん演じる青山霜介の才能を引き出すことになる水墨画の巨匠・篠田湖山を演じた三浦友和さんの余裕のある演技で、湖山の一番弟子である湖峰を演じた江口洋介さんも、ここぞというところに見せ場があってさすが!

「ちはやふる」に比べると派手さはないし、終わり方も少し物足りない気がしたけど、まさにそこが水墨画らしいというか、水墨画の魅力が、オーバーな演出をさせなかったように思えて、これはこれでよいと思った、エンドロールの美しさも必見、また観にいきたいかも。

☆あらすじ☆
大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。巨匠・篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく。
※映画.comより

キャスト
横浜流星
清原果耶
細田佳央太
河合優実
矢島健一
夙川アトム
滝柳康博
笹久保隆
富田靖子
江口洋介
三浦友和

監督
小泉徳宏

106分

G

T・ジョイPRINCE品川3 15:40〜観客10人程/210席







名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事