続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」(2024米ウォルト・ディズニー・ジャパン)

《2016年に歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの若い日を描いた伝記ドラマ。「デューン 砂の惑星」「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じ、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」「フォードvsフェラーリ」などを手がけてきた名匠ジェームズ・マンゴールドがメガホンをとった。》

これはオススメ!

無名のミュージシャンだった19歳のボブ・ディランが、有名になってスターになって行く様子を描いたものだけど、知ってるようで知らなかったボブ・ディランとジョーン・バエズ、ウディ・ガスリーなどとの交流や恋人のシルヴィとのことなどが当時の社会情勢など取り入れながら語られていて、とにかく語り口が絶品!

そしてなんといっても、「君の名前で僕を呼んで」の頃からずっと注目してしているティモシー・シャラメくんの吹き替えなしの弾き語りは圧巻、彼だけでなくジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロやピート・シーガー役のエドワード・ノートンなど出演者全てが生で歌うとか、それだけでも説得力があって、世代的にドンピシャな楽曲の数々や当時のコンサート風景など懐かしさも感じられて至福の140分だった。

5年半の期間をかけてボブ・ディランの真似でなく同じようなレベルのパフォーマンスができるようになったシャラメくんもすごかったけど、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロは役が決まった時点では歌もギターも未経験だったとわかってびっくり仰天!

正直なところボブ・ディランの名前や有名曲は知ってはいても、シャラメくんがどこまで寄せているのかはよくわからなかったりもするけど、青春映画や恋愛映画としても楽しめるのはシャラメくんのオーラあってこそかも!

☆あらすじ☆
1961年の冬、わずか10ドルだけをポケットにニューヨークへと降り立った青年ボブ・ディラン。恋人のシルヴィや音楽上のパートナーである女性フォーク歌手のジョーン・バエズ、そして彼の才能を認めるウディ・ガスリーやピート・シーガーら先輩ミュージシャンたちと出会ったディランは、時代の変化に呼応するフォークミュージックシーンの中で、次第にその魅了と歌声で世間の注目を集めていく。やがて「フォーク界のプリンス」「若者の代弁者」などと祭り上げられるようになるが、そのことに次第に違和感を抱くようになるディラン。高まる名声に反して自分の進む道に悩む彼は、1965年7月25日、ある決断をする。
※映画.comより

キャスト
ティモシー・シャラメ
エドワード・ノートン
エル・ファニング
モニカ・バルバロ
ボイド・ホルブルック
ダン・フォグラー
ノーバート・レオ・バッツ
スクート・マクネイリー


監督
ジェームズ・マンゴールド

作品データ
原題または英題  A Complete Unknown


140分

G

T・ジョイPRINCE品川11(IMAX)17:00〜観客40人程/300席







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