続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「悪は存在しない」(2023/Incline)

《「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど国際的に高く評価される濱口竜介監督が、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭のひとつであるベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)受賞を果たした長編作品。「ドライブ・マイ・カー」でもタッグを組んだ音楽家・シンガーソングライターの石橋英子と濱口監督による共同企画として誕生した。》

これはずっと気になりながらも観逃していたので角川シネマで同じく気になっていた韓国映画とハシゴできそうなので久しぶりにT・ジョイPRINCE品川以外の映画館に足を運んだけど、まずはタイトルの意味を考えながらの、最初のうちはなかなか話のヘソが見えなかったけど、グランピング場の設営計画を企てる芸能事務所と地元民との説明会のあたりから俄然面白くなったというか、終わってみればなんかモヤモヤ、はっきりした着地点が見当たらなかったりもしたけど、最後の方はなんとなくA24映画っぽいテイストで嫌いじゃないかも。

どちらかというとキャスト優先で観る方だけど、この作品に限っては登場人物が皆あまりなじみのない俳優さんたちだったのも逆にリアルで説得力があったかも、皆さんとても自然で上手くて質のいいドキュメンタリーのような感覚で観ることができたのもよかった!

☆あらすじ☆
自然豊かな高原に位置する長野県水挽町は、東京からも近いため近年移住者が増加傾向にあり、ごく緩やかに発展している。代々その地に暮らす巧は、娘の花とともに自然のサイクルに合わせた慎ましい生活を送っているが、ある時、家の近くでグランピング場の設営計画が持ち上がる。それは、コロナ禍のあおりで経営難に陥った芸能事務所が、政府からの補助金を得て計画したものだった。しかし、彼らが町の水源に汚水を流そうとしていることがわかったことから町内に動揺が広がり、巧たちの静かな生活にも思わぬ余波が及ぶことになる。
※映画.comより

キャスト
大美賀均
西川玲
小坂竜士
渋谷采郁
菊池葉月
三浦博之
鳥井雄人
山村崇子
長尾卓磨
宮田佳典
田村泰二郎

監督
濱口竜介

106分

G

角川シネマ有楽町 16:50〜観客50人程/237席







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