続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「私の男」(2013/日活)

“誰にも、言えない…作家・桜庭一樹による第138回直木賞受賞作を、「海炭市叙景」「夏の終り」の熊切和嘉監督が映画化。孤児になった少女と、彼女を引き取った遠縁の男が、内に空虚を抱えながらも寄り添うようにして生きる姿を、北海道の雄大な自然を背景に浅野忠信と二階堂ふみ主演、高良健吾、藤竜也ら実力派共演で描く”



説明台詞抜きのじれったいほど急がない映像表現が最初は心地よかったのに終盤になるほどテーマを語る台詞が多くなって残念だったけど、北海道の流氷の場面が圧巻で、実際に流氷の中に入ったという二階堂ふみさんの熱演にも拍手。 

花の遠縁の男・淳悟のこれまでが描かれていないので家族への渇きみたいなものが感じられなかったというか、演じた浅野忠信さんが最初から中年男に見えてしまって16年間の年月を感じられなかったのは残念かも。

原作は知らないけど、正直なところ、震災を絡めた意味があったのか疑問に感じた時点で最後まで観るのが辛かったというか、唐突過ぎる場面の変化にもついていけなかった。

《10歳で孤児となった少女・花は、遠縁の男・淳悟に引き取られる。ともに孤独な2人は北海道紋別の平穏な田舎町で暮らしていたが、ある日、流氷の上で起こった殺人事件が報じられる。そのニュースを聞いた2人は、逃げるように町を後にするが…》

◆キャスト
浅野忠信, 二階堂ふみ, 高良健吾, 藤竜也, モロ師岡

129分

楽天地シネマズ錦糸町4 17:30~観客30人程/165席



名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事