続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「哀れなるものたち」(2023英/ウォルト・ディズニー・ジャパン)

《「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞した。プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じる。「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラが脚本を担当。》

なんじゃこれ、無理〜!
ヨルゴス・ランティモス監督作品といえば2016年の3月に観た、45日間でパートナーを見つけられず独身のままだと動物に変えられてしまう「ロブスター」とか、2018年の3月に観た、出てきた途端に嫌な不安感を呼び起こすバリー・コーガンの表情に緊張させられっぱなしだった「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」、あと、2019年の3月に観た18世紀初頭のイングランドの宮廷が舞台で白黒を基調にした豪華な衣装や男たちのメイクも見どころでうさぎもたくさん出てきた「女王陛下のお気に入り」とか、それなりに印象的な作品が多いけど、今回はもうなんじゃこりゃ〜!!!

天才外科医を演じたウィレム・デフォーのフランケンシュタインなメイクがハマり過ぎたり口から球体を出したりに笑いそうになったり、想像を超えるような映像の魔術に酔いそうになりながらも、あまりにもR18+な描写に心の中でこりゃ無理〜な悲鳴をあげながら観てしまった(^^;

主演の胎児の脳を移植された女性ベラを演じたエマ・ストーンのまさに渾身の演技には脱帽、ベラが成長して社会に漕ぎ出していくにつれて社会的で性的な目覚めを反映したものになっていく独特な衣装も見どころ!
“免疫”をしっかりつけてからもう一度観てみたいかも。

☆あらすじ☆
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。
※映画.comより

キャスト
エマ・ストーン
マーク・ラファロ
ウィレム・デフォー
ラミー・ユセフ
ジェロッド・カーマイケル
クリストファー・アボット
スージー・ベンバ
キャサリン・ハンター
ビッキー・ペッパーダイン
マーガレット・クアリー
ハンナ・シグラ

監督
ヨルゴス・ランティモス

原題  Poor Things

142分

R18+

T・ジョイPRINCE品川2 19:30〜観客40人程/190席







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