続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「カラオケ行こ!」(2024/KADOKAWA)

《変声期に悩む合唱部の男子中学生と歌がうまくなりたいヤクザの交流をコミカルに描いた和山やまの人気コミックを、綾野剛主演で実写映画化。綾野が狂児を演じ、聡実役にはオーディションで選ばれた新星・齋藤潤を抜てき。「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督がメガホンをとり、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の野木亜紀子が脚本を手がける。》

これは早く観たいと思いながらも、ちょうどいい時間の回がなくてなかなかタイミングが合わなかったので、思い切ってレイト上映で観てみたけど、いやぁ、笑った、笑った、からの、じんわりくるところもあって文句なしの面白さ!

綾野剛くんといえば、顔芸?が印象的だった「最後まで行く」や、ヤクザ繋がりで言うとタイトルもそのまま「ヤクザと家族 The Family」の渾身の演技も記憶に新しいところだけど、最近の綾野剛くんの作品ではこれが一番好きかも!

ヤクザが合唱部の中学生に歌のレッスンを頼まれるとか、もう設定からしてあり得なさ過ぎなのに観ているうちにしっくりして2人を応援したくなるから不思議、オーディションで選ばれたという、綾野剛くん演じる狂児に絡まれる中学生の岡聡実を演じた齋藤潤くんもよかった。

精神論で乗り切ろうとする陽キャな先生を演じた芳根京子ちゃんもピッタリ、合唱部の様子や、原作にはなかったという「映画を見る部」でかつての名作映画を流したり、うっすらBL風味も漂わせながらの青春映画としても面白かった。

北村一輝さんや加藤雅也さんなど出番は短いながらも足跡をしっかり残しながらの、主人公の成田狂児が若頭を務める祭林組の面々がカラオケをする場面ときたらもう爆笑もの。

そしてこの作品の別の意味での主役と言えるのがX JAPANの名曲「紅」で色々なパターンで歌われるところも見どころ!
何度か聴いているうちに歌詞の内容が映画の内容とリンクして最後はじんわり。

シリーズ化して欲しいと思ったら、続編の「ファミレスに行こ!」が刊行されているとか、こちらもぜひぜひ実写化お願いします!

☆あらすじ☆
中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。
※映画.comより

キャスト
綾野剛
齋藤潤
芳根京子
橋本じゅん
やべきょうすけ
吉永秀平
チャンス大城
RED RICE
八木美樹
後聖人
井澤徹
岡部ひろき
米村亮太朗
坂井真紀
宮崎吐夢
ヒコロヒー
加藤雅也
北村一輝

監督
山下敦弘

107分

G

T・ジョイPRINCE品川4 20:50〜観客20人程/119席







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