これはなんとなく敬遠していた作品だけど、出だし快調、意外に好きかも!と思いながらも、内容は全然違うけどデヴィッド・リンチ監督の「イレイザーヘッド」を観た時のような気味悪さにゾワゾワ。
ほとんど説明がないので“生命体の私有化”とか、その世界観はよくわからなかったけど、出てくる植物や水生生物の造形とか独特で映像的には楽しめた。
ちょっとナウシカ的なところもあるような気がすると思ったら、監督を務めたブオジーテとサンペルたち自身が、“『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソンそして宮﨑駿などに影響を受けた”と語っているそうで納得、そういう意味では「デューン/砂の惑星」と被るところもあるかも。