続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(2023/イハフィルムズ)

《「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」など繊細な感性で紡がれた作品で知られる大前粟生の小説「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を映画化。「町田くんの世界」以来の映画主演作となる細田佳央太が七森を演じ、七森と心を通わせる麦戸役を「いとみち」の駒井蓮が務めた。そのほか、新谷ゆづみ、細川岳、真魚、上大迫祐希、若杉凩らが共演。原作者の大前にとっては著作の初の映像化作品となり、大前とはもともと交流のあった、「21世紀の女の子」「眠る虫」の新鋭監督・金子由里奈が自身の商業デビュー作としてメガホンをとった。》

これは去年の4月に公開や作品で、ぬいぐるみ好きな自分としてはタイトルからして気になりながらも観流していたので、キネカ大森での“見逃した邦画、もう一度観たい邦画'23”の企画はありがたい限りで久しぶりに足を運んできたけど、まずは相変わらず素敵な映画空間で、コロナ禍以来すっかり遠のいていたけどこれからはまたちょくちょく行きたいと思った、邦画に限らず観流して作品をけっこうかけてくれるのもありがたいし!

で、話は「ぬいしゃべ」のことに戻して、前からうっすら思っていたけどTVドラマの「ドラゴン桜」でも印象的だった細田佳央太くんが「美しい彼」以来すっかりひいき目で見るようになった萩原利久くんとよく似ていて、平常心でいられないところもあったりしたのは置いといて、ぬいぐるみを通しての人との関わりとか色々深いものがあって考えさせられた、というか、断捨離のご時世のなかで、ぬいぐるみに溢れかえった部活部屋の棚とか自分の家のぬいぐるみで溢れた部屋と被って親近感爆上がりw

細田佳央太くん演じる主人公の七森が男らしさや恋愛感情とかのノリが苦手だったりする大学生というのも感情移入しやすくて寄り添うような気持ちで観てしまった。

ぬいぐるみとしゃべる人が優しいかどうか、そこはわからないけど、話しかけることの大切さ、話しかけるのをやめて相手の声にも耳を傾けることの大切さなどコミュニケーションについて色々考えさせられた、大丈夫でなくても、“大丈夫じゃない”と伝えることで大丈夫になるかも?

☆あらすじ☆
京都にある大学の「ぬいぐるみサークル」。「男らしさ」や「女らしさ」というノリが苦手な大学生の七森は、そこで出会った女子大生の麦戸と心を通わせる。そんな2人と、彼らを取り巻く人びとの姿を通して、新しい時代の優しさの意味を問いただしていく。
※映画.comより

キャスト
細田佳央太
駒井蓮
新谷ゆづみ
細川岳
真魚
上大迫祐希
若杉凩
天野はな
小日向星一
宮崎優
門田宗大
石本径代
安光隆太郎

監督
金子由里奈

109分

G

キネカ大森2 19:40〜観客20人程/68席










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