続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「LAMB ラム」(2021アイスランド=スウェーデン=ポーランド/クロックワークス)

《アイスランドの田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた羊ではない何かを育て、やがて破滅へと導かれていく様を描いたスリラー。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などの特殊効果を担当したバルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作。「プロメテウス」「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパスが主人公マリアを演じ、製作総指揮も務めた。アイスランドの作家・詩人として知られ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の歌劇脚本を手がけたショーンがヨハンソンとともに共同脚本を担当。》

こ、これは!
予告編やポスターの感じから、少し前に観た、「ハッチング孵化」のような気味悪い雰囲気と思ったら、“羊でない何か”のアダがもう可愛すぎて、アダが出てくるたびにニヤニヤしてしまった、アダのぬいぐるみが欲しい(笑)

って、もちろんただ可愛いだけではないので、何が起こるのかわからない緊張感にドキドキ、決して退屈するような内容ではないのに何故か眠気を誘われるところは羊効果だったりして、何度も旦那を起こしているうちに自分もちょっとウトウトしてしまったけど、羊の出産シーンやアイスランドの風景も見どころ。

子供を失くして空虚な思いで毎日を過ごす夫婦のもとに突然訪れた“幸せ”の危うさ脆さが象徴的に描かれているような気もしたけど、え、そこで終わるの?と思ってしまったのは妻役がノオミ・ラパスで、「ドラゴン・タトゥーの女」の印象が強烈だったので最後に一矢報いるのかと思ったからかも。

ミニシアターでの上映の方が合いそうな作品なので丸の内ピカデリーでは大きすぎるのではと思ったけど、思っていた以上に観客が多くて驚いてしまった、やはりみんなあの“羊でない何か”が気になるのね?(笑)

☆あらすじ☆
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリアが羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子どもを亡くしていた2人は、その「何か」に「アダ」と名付け育てることにする。アダとの生活は幸せな時間だったが、やがてアダは2人を破滅へと導いていく。
※映画.comより

キャスト
ノオミ・ラパス
ヒナミル・スナイル・グブズナソン
ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
イングバール・E・シーグルズソン

監督
バルディミール・ヨハンソン

原題 Lamb

106分

R15+

丸の内ピカデリー2 19:20〜観客2割程/434席





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