続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「アアルト」(2020フィランド/ドマ)

《フィンランド出身の世界的建築家・デザイナーのアルバ・アアルトの人生と作品にスポットを当てたドキュメンタリー。フィンランドの新鋭女性監督ビルピ・スータリが手がけ、同国のアカデミー賞と言われるユッシ賞で音楽賞と編集賞を受賞。》

近場のT・ジョイPRINCE品川では観たいものがなくなってしまったので時間で選んでの鑑賞だったけど、最初のうちは何が何やら、てっきりファッションメーカーのドキュメンタリーと思ったらフィンランドの有名な建築家のドキュメンタリーで、有名とはいえ、よく知らないしなどと思っていたら、“ 健康な人間と病人では見える世界がまったく違う”というコンセプトのもとにデザインされたサナトリウムに感動。

今年の3月に私が、そして今は旦那が入院中なのでそういう観点がすごく刺さったというか、角を全て面取りしたような柔らかい曲線の家具や建物に感銘をうけた。

アルバ・アアルトとその妻アイノとの夫婦の物語になっているところや、ドキュメンタリー映画によくあるような証言者が大写しで目のやり場に困ってしまうようなこともなく、ナレーションに終始しているところもよかった。

そういえばうちにも似たようなスツールがあるのを思い出して、改めて眺めてみたらほんとにそっくり、もちろん本物でなくてニトリやIKEAで買える廉価スツールだけど、それだけデザインが広まっているんだと実感できた、なるほど!

☆あらすじ☆
不朽の名作として愛され続ける「スツール60」、アイコン的アイテムである花器「アアルトベース」、自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインの家具・食器や数々の名建築を手がけたアルバ・アアルト。同じく建築家であった妻アイノとともに物を創造していく過程とその人生の軌跡を、観客が映像ツアーに参加しているかのような独創的なスタイルで描き出す。さらに、アイノと交わした手紙の数々や、同世代の建築家、友人たちの証言を通し、アアルトの知られざる素顔を浮き彫りにしていく。
※映画.comより

キャスト
アルバ・アアルト
アイノ・アアルト

監督
ビルピ・スータリ

原題  Aalto

103分

G

ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:40〜観客8割程/62席







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