続・とりあえずの映画鑑賞メモ

純愛 JUN-AI(2007年中国=日本)

“中国を中心に活動を続けてきた日本人女優の小林桂子が製作総指揮・脚本・主演を務めた日中合作のヒューマン・ドラマ”

この作品、残念ながらパンフレットが作られていなくて残念でしたが、監督は「天上の恋人」「戦場に咲く花」のジャン・チンミンで、“開拓団の一員として中国大陸に渡り、1945年の敗戦と共に生死の境をさまよう困難な人生を歩む中で、国境を越えた友情と愛にめぐり会う若い一組の日本人夫婦の数奇な運命”を描いた作品です。

この作品のヒロイン役愛を演じていて、プロデューサーでもある小林桂子という女優さんを私は知りませんでしたが、個人から出資を募り、その興行収益などをもとに中国に学校を建設するというもので彼女を軸とした日中文化・福祉交流プロジェクト、それが「純愛」プロジェクト (K’プロジェクト1)というそうです。
この作品の前売券売上の一部も基金に当てられるようなので、当日でしかも夫婦50割引利用の我々的にはあまり力になれなくて気がひけますが、興行的には7日の終了予定が延長決定、14日終了になったようで、なによりです(^-^)v

内容的には、確かに数奇な運命を歩むことになる日本人夫婦に「ひまわり」的設定を思い浮かべたり、その夫婦を助ける母と息子との交流に胸が熱くなりながらも、ちょっと作為的かも、なんて思いましたが、そんなことより、途中から村の暮らしぶりに目が離せなくなりましたよ、演出の意図とは関係なかったのかもしれませんが、必要なものは全て村にあり、食べるものも身につけるものも住む家も自分で作る、その暮らしぶりに自然な豊かさというか真の豊かさを見たようで心に沁みました(^-^)b

銀座シネパトス1 16:00~観客40人程/177席
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