続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「室町無頼」(2025/東映)

《垣根涼介の時代小説を大泉洋主演で実写映画化した戦国アクション。「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠が監督・脚本を手がけ、日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに描く。大泉が本格的な殺陣・アクションに初挑戦し、剣の達人である蓮田兵衛を熱演。アイドルグループ「なにわ男子」の長尾謙杜が才蔵、堤真一が骨皮道賢を演じるほか、柄本明、北村一輝、松本若菜が共演。》

歴史音痴で時代劇もどちらかというと苦手なんだけどこれは面白かったというか、武士階級として初めて一揆を起こした人物の知られざる戦いということで、室町時代の権力者たちの無能さや横暴さに憤りを感じながらの、主人公の蓮田兵衛の行動に胸がすく思いで、演じたのが大泉洋さんなのでカッコ良すぎないところが逆にカッコよくて役にピッタリ!

共演の長尾謙杜くんも、天涯孤独で夢も希望もない日々を送るなかで兵衛にその才能を見出されて決死の修行に励むことになる才蔵を演じて、最初と最後の表情が全く違うほどの成長ぶりを見せて大健闘、出演が決まってからとにかく六尺棒を振り回していたのだとかで、才蔵だけでなく長尾謙杜くんの成長物語にもなっているところも良かった!

兵衛の悪友でもあり同志?でもある骨皮道賢を演じた堤真一さん、出番少なめだったけど品のある美しさが印象的だった松本若菜さん、才蔵に稽古を付ける老人役の柄本明さん、武家の方で登場の北村一輝さん、中村蒼さんも絶妙な存在感で楽しめた。

今回は入江悠監督、大泉洋さん、長尾謙杜くん、堤真一さん、松本若菜さん、登壇の舞台挨拶中継付だったので、上映前に話が聞けたのも嬉しかったというか、長尾謙杜くんがいじられっぱなしで可愛かった!

☆あらすじ☆
1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病によって路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。しかし時の権力者は無能で、享楽の日々を過ごすばかり。そんな中、己の腕と才覚だけで混沌の世を生きる自由人・蓮田兵衛はひそかに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時を狙っていた。一方、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を過ごしていた青年・才蔵は、兵衛に見出されて鍛えられ、彼の手下となる。やがて兵衛のもとに集った無頼たちは、巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。
※映画.comより

キャスト
大泉洋
長尾謙杜
松本若菜
遠藤雄弥
前野朋哉
阿見201
般若
武田梨奈
水澤紳吾
岩永丞威
吉本実憂
ドンペイ
川床明日香
稲荷卓央
芹澤興人
中村蒼
矢島健一
三宅弘城
柄本明
北村一輝
堤真一

監督
入江悠

135分

PG12

T・ジョイPRINCE品川3 18:30〜観客3割程/210席







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