続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「テッド・バンディ」(2019米/ファントム・フィルム)

?《ドキュメンタリー映像作家でもあるジョー・バーリンジャー監督が、実在した連続殺人鬼テッド・バンディの半生を描くクライムドラマ。ハンサムなルックスで非常に高いIQを持つテッド・バンディの私生活を、凶行や逮捕劇などと共に映す。『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンがテッドを熱演するほか、リリー・コリンズが恋人に扮する。》

冒頭に引用されたゲーテの“現実を想像できる者は少ない”という言葉が象徴的で、予告編やポスターのイメージから想像されるような猟奇的でエグい場面を期待すると違うというか、テッド・バンディが無実かどうかが恋人リズの視点で描かれているので、観ているこちらにもリズと同じような迷いを感じさせる作りになっているところが面白かった。

テッドを演じたザック・エフロンの表情の変化やサービスショット(?)も見どころ、生い立ちなどもっと深く掘り下げて欲しかったようにも思ったけど、最後に明らかになるテッドの本性に驚愕、面白い切り口のクライムドラマで最後まで飽きずに観ることができた。

あらすじ
シングルマザーのリズと出会い、恋に落ちたテッド・バンディ。ふたりは幸福な家庭を築くが、ある日テッドが信号無視で捕まり、過去の誘拐未遂事件の容疑をかけられると、事態は一変。テッドにはさらなる嫌疑がかけられ、徐々に衝撃の真相が明らかになっていく。


原題 EXTREMELY WICKED, SHOCKINGLY EVIL AND VILE

109分

R15+

監督
ジョー・バーリンジャー

キャスト
ザック・エフロン
リリー・コリンズ
カヤ・スコデラーリオ
ジェフリー・ドノヴァン
アンジェラ・サラフィアン
ディラン・ベイカー
ブライアン・ジェラーティ
ジム・パーソンズ
ジョン・マルコヴィッチ

TOHOシネマズシャンテ1 19:00~観客8割程/225席




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