Twitterの方の原作は話題になってから拾い読みした程度だけど、あと何日というカウントダウンが切なく響いたので、そこが違っていたのは意外と思ったら、よく考えると原作は「100日後に死ぬワニ」というタイトルで、こちらは「100日間生きたワニ」ということで切り口が違うと思えば納得というか、これはこれで、残された者たちが一歩踏み出すまでの過程が描かれていて胸に刺さるものがあった。
声の出演者が中村倫也くんに山田裕貴くん、新木優子さんとかなにげに豪華だったのも聴きどころ？
特にカエルの声担当の山田裕貴くんが役の切なさもあってか一番響いたかも。
63分と短い作品なので通常料金だと微妙な気持ちになったりもするけど、超大作でも観てすぐに忘れてしまう作品もあるわけだし、思い出という視点での喪失感からの再生映画という意味では思っていた以上に心に残るものがあるかも。
あらすじ
入院中のネズミを見舞い大好きな1発ギャグで笑いを誘う、ワニ。彼は仲間とラーメン屋に行ったり、バイト先の先輩と恋愛したりしながら、ありふれた日常に幸せを実感しながら生きていた。それから100日後の3月、みんなで約束したお花見にワニの姿はなく……
63分
監督
上田慎一郎
ふくだみゆき
キャスト
神木隆之介
中村倫也
木村昴
新木優子
ファーストサマーウイカ
清水くるみ
Kaito
池谷のぶえ
杉田智和
山田裕貴
TOHOシネマズ錦糸町7 17:35～観客15人程/114席
