続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(2024米/ハピネットファントム・スタジオ)

《「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドが監督・脚本を手がけ、内戦の勃発により戦場と化した近未来のアメリカを舞台に、最前線を取材するジャーナリストたちを主人公に圧倒的没入感で描いたアクションスリラー。出演は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のキルステン・ダンスト、テレビドラマ「ナルコス」のワグネル・モウラ、「DUNE デューン 砂の惑星」のスティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、「プリシラ」のケイリー・スピーニー。》

まずは久しぶりにスクリーンで目にしたキルステン・ダンストがすっかり貫禄がついていてびっくりしたけど、飾り気のない様子が今作の役柄とあっていて説得力があったというか、タイトルからてっきりドンパチな戦争ものと思ったら、まるでドキュメンタリーのようなリアルな市街戦の描写にゾワゾワ、A24だけあってひと味違う戦争ものだった、アレックス・ガーランド監督曰く、“報道とジャーナリズムの役割について光を当てたいと考えた”のだとか。

曲名は知らないけどアメリカンなサウンドも画面と合っていて印象的、キルステン・ダンスト扮する中堅カメラマンと同乗するのがベテランカメラマンと若手カメラマンという老若男女配置も話に奥行きがあってよかった。

余談だけど、キルステン・ダンスト出演作を調べてみたら観逃していた「パワー・オブ・ザ・ドッグ」に出ていたのがわかって、Netflixで観られそうなのでチェックしてみたいかも!

☆あらすじ☆
連邦政府から19の州が離脱したアメリカでは、テキサス州とカリフォルニア州の同盟からなる「西部勢力」と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。就任3期目に突入した権威主義的な大統領は勝利が近いことをテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。戦場カメラマンのリーをはじめとする4人のジャーナリストは、14カ月にわたって一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うべく、ニューヨークからホワイトハウスを目指して旅に出る。彼らは戦場と化した道を進むなかで、内戦の恐怖と狂気を目の当たりにしていく。
※映画.comより

キャスト
キルステン・ダンスト
ワグネル・モウラ
ケイリー・スピーニー
ジェシー・カレン
スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン
ソノヤ・ミズノ
ニック・オファーマン
ジェシー・プレモンス

監督
アレックス・ガーランド

原題または英題    Civil War


109分

PG12

T・ジョイPRINCE品川5 19:00〜観客20人程210席







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