「憐れみの3章」(2024米=英/ウォルト・ディズニー・ジャパン)

《「女王陛下のお気に入り」「哀れなるものたち」に続いてヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組み、愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジー。「哀れなるものたち」にも出演したウィレム・デフォーやマーガレット・クアリーのほか、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェシー・プレモンス、「ザ・ホエール」のホン・チャウ、「女王陛下のお気に入り」のジョー・アルウィンが共演。3つの物語の中で同じキャストがそれぞれ異なる役柄を演じる。》

こ、これは！？

3つのエピソードで展開されるオムニバス形式の作品だったけど、奇想天外過ぎてよくわからなかったというか、ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンの組み合わせといえば「哀れなるものたち」が意外に面白かったので油断してしまった、強いてあげれば第一話の選択肢を奪われた男の話がわかりやすかったけど、第二話、第三話はなにが何やら(^^;

ヨルゴス・ランティモス監督作品としては不気味だけどクセになりそうな「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」やファーストシーンからゴージャスな画面で一気に引き込まれた「女王陛下のお気に入り」とかより、今回は「ロブスター」を観た時に近い感覚のような気もするけどどちらにしても嫌いではないので、それぞれのエピソードのあらすじを読んでからもう一度観ると楽しめるかも！

☆あらすじ☆
選択肢を取り上げられた中、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海難事故から帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、奇跡的な能力を持つ特別な人物を懸命に探す女……という3つの奇想天外な物語からなる、映画の可能性を更に押し広げる、ダークかつスタイリッシュでユーモラスな未だかつてない映像体験。
※映画.comより


キャスト
エマ・ストーン
ジェシー・プレモンス
ウィレム・デフォー
マーガレット・クアリー
ホン・チャウ
ジョー・アルウィン
ママドゥ・アティエ
ハンター・シェイファー


監督
ヨルゴス・ランティモス

原題または英題    Kinds of Kindness


165分

R15+

T・ジョイPRINCE品川2 18:05〜観客20人程/190席