全く接点のなかった人たちが出会って少しずつ距離を縮めて、やがてかけがえのない存在になっていく、こんな話は大好き!
カトリーヌ・フロが傾きかけたバラ園の経営者を好演、頑固だけど温かみのある役柄に説得力があって、寄り添うような気持ちで観てしまった、薔薇にはじまって薔薇で終わるのも目の保養で、薔薇園の様子も見どころ!
悲しいからではなく、温かい気持ちで涙が出るのは久しぶり、誰からも認められなかった青年が隠れた才能を見出されて、再出発するところや、“美のない人生は虚しい”という台詞も胸に刺さった。
あらすじ
フランスで父が遺したバラ園を経営する、エヴ。頑固者の彼女はかつて優秀なバラ育種家として有名だったが、今や顧客も奪われバラ園も倒産寸前となる。そんな折、職業訓練所から3名のスタッフが派遣されるも、知識がなく失敗ばかりでエヴの手を焼かせてしまう。
原題 LA FINE FLEUR
96分
監督
ピエール・ピノー
キャスト
カトリーヌ・フロ
メラン・オメルタ
ファツァー・ブヤメッド
オリヴィア・コート
マリー・プショー
ヴァンサン・ドゥディエンヌ
ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:20~観客7割程/62席
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