続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「羊と鋼の森」(2018/東宝)

《ピアノの調律師の世界を繊細な筆致で綴り、2016年本屋大賞で第1位に輝いた宮下奈都の小説を映画化。ピアノ調律に魅せられた青年が、さまざまな出会いを通して成長していく姿を描く。青年・外村を山崎賢人が、外村に感銘を与え、彼の人生を導いていく調律師・板鳥を三浦友和が好演。『orange-オレンジ-』の橋本光二郎が監督を務める。》

鋼はわかるけど羊というのはなんだろうという疑問の答がわかって納得!

原作ではどんな風に描写されているのかわからないけど、小説にすると何頁にもなりそうなピアノの仕組みや調律の過程など目に見える全て、調律されたピアノの音色や演奏など耳に聴こえる全てが一瞬でわかる映画ならでは特質が活かされていて、映画中に引用されていた詩を借りるとまさに“夢のように美しいが現実のようにたしかな”作品だった。

兄弟、姉妹の感情的な摩擦なども織り込まれていたのも印象的、山崎賢人くんの繊細な演技や上白石萌音、萌歌姉妹の息のあった演技も素晴らしかった、心地よく余韻に浸れる久石譲さんの音楽もよかった。

あらすじ
北海道の田舎で育った外村は、高校でピアノの調律師・板鳥と出会う。板鳥が調律したピアノの音に“森の匂い“を感じ、調律師の仕事に魅せられた外村は、調律の世界で生きていくことを決意する。やがて外村は、板鳥の楽器店で調律師として働くようになり……


134分

監督
橋本光二郎

キャスト
山崎賢人
鈴木亮平
上白石萌音
上白石萌歌
堀内敬子
仲里依紗
城田優
森永悠希
佐野勇斗
光石研
吉行和子
三浦友和

T・ジョイPRINCE品川2 18:45~観客50人程/190席




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