これはよく考えると昨日観た「望み」の堤真一さんと石田ゆり子さんの両親と同じくらい、永瀬正敏さんと原田知世さんが両親というのも素敵なんだけど、なんか変?な宗教団体の信者で、「望み」が親の揺らぎを描いているのに対してこちらは子供の方が親を信じるかどうかの揺らぎが描かれていて、色々比較しながら観てしまった。
重苦しくなりそうな話なのに清々しい印象だったのは少女と幼なじみとの交流や、両親の子供への思いがきちんと描かれていたからかも。
両親を信じたい気持ちと世間の目の間で揺れる少女を演じた芦田愛菜ちゃんの繊細な演技も見どころ、昨日観たTVドラマで詐欺師をやっていた岡田将生くんが先生役で落ち着かないと思ったらやっぱり!な役どころで納得だったのは内緒(笑)
あらすじ
大好きなお父さんとお母さんから、愛情たっぷりに育てられたちひろ。だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった“あやしい宗教”を深く信仰している。思春期に差しかかったちひろは、両親に教えられた自分の世界を疑い始めていく。
110分
監督
大森立嗣
キャスト
芦田愛菜
岡田将生
大友康平
高良健吾
黒木華
蒔田彩珠
粟野咲莉
新音
池谷のぶえ
池内万作
宇野祥平
見上愛
赤澤巴菜乃
田村飛呂人
大谷麻衣
永瀬正敏
原田知世
T・ジョイPRINCE品川1 18:55~観客10人程/119席
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