続・とりあえずの映画鑑賞メモ

劔岳 点の記(2008/東映)

“誰かが行かねば、道はできない…日本映画界を代表する名カメラマン木村大作が自ら初監督に挑み、新田次郎の同名小説を映画化”

《明治時代末期、国防のため日本地図の完成を急ぐ陸軍の命を受け、最後の空白地点を埋めるべく前人未踏の難峰・劔岳に挑んだ男たちの命を懸けた真実の物語を圧倒的なスケールで描き出す》

今日は月曜日なので例によって早め帰宅目指して品川に向かいました

品川プリンスシネマでは「愛を読むひと」も観られますが、これはTOHOシネマズスカラ座だと19:35の回もあるので明日のためにとっておいて、こちらの鑑賞になりましたが、いやあ、久々に重厚な映画に出合ったというか、効果的ではあるけどうるさいくらいに流れるクラシック音楽や、台詞さえも邪魔なくらい“雄弁”な風景に圧倒されました。

冒頭、劔岳がスクリーンに映っただけでなんか涙が出そうになってしまったのは撮影の苦労話なども色々と耳にしていたからなのかも、でも、やはり“本物”の映像の力でもあると思います、重厚感が違うというか…。

撮影の苦労話が話題になるのは作品の良し悪しとは違うのでは、という声も聞こえてきそうですが、“苦労して撮った凄い映像”に期待してスクリーンに向かうというのも映画の魅力ですよね、映像で驚きたいわけだし

というわけで映画自体にも満足しましたが、それ以上にエンドロールに感激しました、キャストやスタッフの区別なく、全て“仲間たち”というくくりでこの映画に関わった方たちの名前が流れるんですが、それが縦書きの細かい文字で左から右に流れるので“滞空時間”が長いんですよ。
知り合いの映画関係者がスタッフで参加してると名前を探しているうちにあっという間に上に流れてしまってなかなか発見できなくて悔しい思いをすることもけっこうあるんですが、この流れ方ならかなりの確率で見つけられそう、アイデア賞をあげたいです

品川プリンスシネマ9 14:55~観客7割程/190席
☆☆RUPAN☆YUKO☆☆
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