20cmドブソニアン望遠鏡で撮影したりょうけん座M3球状星団を載せました。
4月6日、雨です。星空になりませんので、2019年に光害の自宅で撮影した春を代表するM3球状星団を載せることにしました。
以前のブログにも載せていますが、写真の拡大率を変更してみました。
拡大率の違いで見た目の印象が随分異なります。
拡大率が大きいと球状星団のスケールの大きさを感じます。拡大率が小さいと宇宙に浮かんでいるみたいです。
ドブソニアン望遠鏡でも高感度(ISO12800)、短時間露出でまあまあの写真になります。
ドブソニアン望遠鏡は追尾精度が赤道儀よりも劣ります。
所有のドブソニアン望遠鏡(焦点距離1200mm)の直接焦点撮影では露出1.6秒超えは星像が伸びてしまいます。そのため、極短時間露出で撮影します。
写真制作時、コンポジット(複数枚合成)コマ数を増やして総露出時間を長くします。
これによりドブソニアン望遠鏡でも見栄えの良い写真になります。
拡大率を変更した写真2コマを添付します。
どうぞご覧下さい。
①りょうけん座M3球状星団(その1)
2019年3月17日00時13分29秒~22分50秒
露出1.6秒×18コマ+1.3秒×14コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 F6 直接焦点撮影
ISO12800 トリミング 自宅 気温5℃ 上が北方向
②りょうけん座M3球状星団(その2)
データは①と同じで拡大率小