Free Mind

自然好き、写真好き、自由な心

田んぼ池プロジェクト

2011-08-16 14:33:22 | 環境
琵琶湖の漁獲量が減ってきたのは、卵を産んでいた内湖が干拓などで減ったことや梅雨前の水位下げなどが原因だそうで、それを解消するための試みをカエル調査地ではしていました。

田んぼ池はビオトープになっていて、ヨシが生えているのですが、仕分けの対象になり、毎年実施していたヨシ刈りができなくなり、背丈が伸びすぎてしまっているそうです。道を挟んで隣は琵琶湖で、内湖のようになっていて、魚が産卵しにくるそうです。また、環境学習の場所でもあります。



魚道といい、魚が田んぼへ上って来れるようになっています。途中休憩できるように、ハシゴ状になっています。

ナゴヤダルマガエル調査のボランティア

2011-08-15 14:17:23 | 環境
8月12日~14日、滋賀県琵琶湖西部の高島市へ行き、京大博士課程の学生さんの研究のお手伝いをしました。
このカエルはトノサマガエルとよく似ていますが、全体的に丸っこいです。
絶滅危惧種ⅠB 私たちが調査した田んぼでは、この種類が多く見られました。
雄は鼓膜の下に鳴のうがあり、前肢親指の根本がふくらんでいます。4枚目がそれです。
あと、アマガエルが少しいました。
現地で測定、雌雄判別をし、45mm以上の個体は宿へ持ち帰り、小さな電子部品の標識を背中に挿入したり、頭胴長・後脚長を測り直し、雌雄判別をします。
捕獲時より縮んで45mm以下になったものも時々いました。


里山講演会

2009-07-05 15:50:39 | 環境
午後、近くの公民館で1時間ほどの講演を聴いた。

主催 里山を愛する会
「いのち豊かな自然へ」~森・川・海のつながり~
講師 梅本信也先生
京都大学准教授 京大フィールド科学センター紀伊大島実験所長

「よみがえれ!清流古座川プロジェクト」に取り組んでられる先生のお話。
七川ダムの底に溜まった泥が放流のときに流され、そのため川原が砂・泥・粘土で目詰まりを起こし、ツルヨシが生い茂るようになったこと。
石ころが見えなくなったこと。
V字谷は断層沿いにあり、そこで地震が起きると、ダム決壊の恐れがあるということ。
参考になる話を聞けてよかった。