ハイブリッドと言えば、トヨタのプリウスだとか
自動車を思い浮かべる人が多いはず。
電気とガソリンを上手く使った駆動システムで、
とにかく燃費が良くて炭酸ガスの排出量も少なくて
クリーンなイメージを与える。
ハイブリッド(Hybrid)とは、二つ(またはそれ以上)
の異質のものを組み合わせて、一つの目的を
成すものを言うのだが、自動車以外なら例えば
風力と太陽電池を併用した発電システムなんかも
割りとポピュラーかな。
で、先日ハウスメーカー勤務の知人の口から、TOTOの
トイレ(便器)にもハイブリッドがあると聞いた。
すかさず、それって何と何のハイブリッド?と
質問すると、よく分からんという返事w。
本業なのだから話題の商品のことくらいは
聞かれる前にちゃんと勉強して欲しいと、
喉まで出かかったが何とか飲み込んだw。
でも、普通のトイレより5万円くらい高いのだとか。
で、どうにも気になってTOTOのホームページで
調べてみることに。
でも、答えが分かるところまでなかなか辿りつけない。
あまり自信作ではないのかなw。
暫く、サイト内を彷徨ったあげく、おーあったあった。
やっと、答えが分かった。
話題のタンクレストイレの機能。
外観はタンクレスに見えるけれど、要するに実は
小さな水タンクが内蔵されていてその勢いと
水道直圧を併用して両方の水流で流すという
今までありそうで無かったアイデア。
コレによって従来の様な大きなタンクが不要に
なったということ。
恐らくあのカッコイイ、デザインスッキリの
タンクレストイレにするための苦肉の策なのかも。
それでも、データーを見ると従来品洗浄水量
13L/1回に対して5.5L/1回と半分以下に
なるらしい。
だから、年間使用洗浄水量 75,920L が26,645L に、
年間水道使用料金に換算すると 20,119円 が
7,061円に減るというから侮れない。
それにしてもプリウスのおかげか、ハイブリッドと
言えば多少高くてもとにかくエコで素晴らしいものだ
という先入観を持ってしまうから不思議w。
何だかハイブリッドという言葉だけが、一人歩き
している感じでもある。
そうそう人間だって、よく考えてみればハイブリッド。
衣食住だけでなく、夢や希望がないと自分から
一歩も行動できなくなるからね・・・。
注)決してTOTOの回し者ではございませんw。
シャワートイレでも高級品は、瞬間湯沸かし器タイプで使うときに使うだけ温水を作る方法ですよ。TOTOではアプリコットの商品名で販売しています。
従来型はいつも2リットルぐらいの水を適温に保つ電気代がかかるので、長い目で見れは安上がりになります。
ハイブリッドと言えばプリウス、あれは低速のモーター音が聞こえないので危険です。
音もなく車が近寄ってくる感じで、何度かハッとした記憶があります。
さらに省エネタイプになってるの、よく知ってますね。
本業の人もなかなかそこまで勉強してない人が多いですよw。
トイレも日々進化してるんですね。
そうそう、音の出ない静かな自動車も危険。
・・・ヒヤリハット。
やっぱり動く物というのは、何かしら存在を周りに
知らせる必要があると思います。