ついにホリエモン逮捕である。
このままだとライブドアは上場廃止になる可能性も
あるし、外資系に買収されるという話もあり、果たして
ライブドアに第2の人生はあるのだろうか。
とりわけホリエモンに関しては、初めは日本の古い
慣習を打ち破り、リスクを恐れずに前へ進む姿勢に
心のなかで拍手を送っていたのだが・・・・・。
長い不況の中で、こんなに若い元気な経営者が
出てきて、日本もまだまだ捨てた物ではないなぁ、
なんて感じてもいた。
その後どんな人間なのか、ホリエモンの本も何冊か
読ませてもらった。
以前にも書いたが、彼の本を読んで一番感じたのは
やはり経営者としての「志」が少し欠けている
ということ。
ただお金をたくさん儲けて会社を大きくしたいという
ことだけで突き進んでいるという印象は拭えない。
その為には手段を選ばない。
その部分が、「世の中に良い物を提供し、何とか人々の
生活を豊かに、幸せにしてあげよう」という、稲盛和夫や
本田宗一郎、松下幸之助などと彼の大きく異なるところ。
中小企業の経営者なら特に「志」が無くても、それほど
問題ではないだろうが、これだけ大きな企業にもなれば、
社会的影響が大きいので「志」が無いのは致命的だろう。
それと、「ライブドア」の前身である「オンザエッジ」の
ころから、ある程度の危機を偶然にも上手く乗り越える
事が出来たりして、意外と物事が思い通りに進んで
きたので、どうも世の中を舐めている、甘く見ている
傾向も見受けられた。
ただ、パソコンの機能を最大限活用して、効率良く仕事
を進める為のノウハウなどは多少参考になる部分
もあったが・・・。
いわゆる典型的なマニュアル世代でもある。
それにしても、今回の事件はいろいろなことを教訓として
教えてくれた。
まず、あまりに急激に成長したり、しようとすれば必ず
どこかに無理や歪みが生じて行き詰まるということ。
生き物にはそれぞれ適切な成長スピードがあって、
度を超えると病気になったり早死にする。
お金を集めるテクニックには長けていたかもしれないが
集めた莫大なお金に見合うだけの人格形成がついて
行けなかったのだろう。
それから、世の中を甘く見ていると必ずしっぺ返しを
食らうということ。
まわりを見るとこういう人が意外に多い。
とても頭が良くて優秀なのだが、それが裏目に出て
人を見下したり粗末に扱ったりして運に逃げられて
いる人が結構いる。
また、彼はかなりなりふり構わずやりたいようにやって
いたので、特に保守派からの批判や抵抗も多かった。
今の日本では、どこら辺まで「杭が出れば打たれるのか」
をじっくり見せてもらうこともできた。
いずれにしても、外野的には常にいろいろな話題を
振りまいてくれて退屈しなかったというのが一番かも
しれないw。
これでチョット寂しくなるかな。
急激に成長したと言えば、戦後の「日本」だが、これも
これからどうなるのか心配の種である。
このままだとライブドアは上場廃止になる可能性も
あるし、外資系に買収されるという話もあり、果たして
ライブドアに第2の人生はあるのだろうか。
とりわけホリエモンに関しては、初めは日本の古い
慣習を打ち破り、リスクを恐れずに前へ進む姿勢に
心のなかで拍手を送っていたのだが・・・・・。
長い不況の中で、こんなに若い元気な経営者が
出てきて、日本もまだまだ捨てた物ではないなぁ、
なんて感じてもいた。
その後どんな人間なのか、ホリエモンの本も何冊か
読ませてもらった。
以前にも書いたが、彼の本を読んで一番感じたのは
やはり経営者としての「志」が少し欠けている
ということ。
ただお金をたくさん儲けて会社を大きくしたいという
ことだけで突き進んでいるという印象は拭えない。
その為には手段を選ばない。
その部分が、「世の中に良い物を提供し、何とか人々の
生活を豊かに、幸せにしてあげよう」という、稲盛和夫や
本田宗一郎、松下幸之助などと彼の大きく異なるところ。
中小企業の経営者なら特に「志」が無くても、それほど
問題ではないだろうが、これだけ大きな企業にもなれば、
社会的影響が大きいので「志」が無いのは致命的だろう。
それと、「ライブドア」の前身である「オンザエッジ」の
ころから、ある程度の危機を偶然にも上手く乗り越える
事が出来たりして、意外と物事が思い通りに進んで
きたので、どうも世の中を舐めている、甘く見ている
傾向も見受けられた。
ただ、パソコンの機能を最大限活用して、効率良く仕事
を進める為のノウハウなどは多少参考になる部分
もあったが・・・。
いわゆる典型的なマニュアル世代でもある。
それにしても、今回の事件はいろいろなことを教訓として
教えてくれた。
まず、あまりに急激に成長したり、しようとすれば必ず
どこかに無理や歪みが生じて行き詰まるということ。
生き物にはそれぞれ適切な成長スピードがあって、
度を超えると病気になったり早死にする。
お金を集めるテクニックには長けていたかもしれないが
集めた莫大なお金に見合うだけの人格形成がついて
行けなかったのだろう。
それから、世の中を甘く見ていると必ずしっぺ返しを
食らうということ。
まわりを見るとこういう人が意外に多い。
とても頭が良くて優秀なのだが、それが裏目に出て
人を見下したり粗末に扱ったりして運に逃げられて
いる人が結構いる。
また、彼はかなりなりふり構わずやりたいようにやって
いたので、特に保守派からの批判や抵抗も多かった。
今の日本では、どこら辺まで「杭が出れば打たれるのか」
をじっくり見せてもらうこともできた。
いずれにしても、外野的には常にいろいろな話題を
振りまいてくれて退屈しなかったというのが一番かも
しれないw。
これでチョット寂しくなるかな。
急激に成長したと言えば、戦後の「日本」だが、これも
これからどうなるのか心配の種である。
ホリエモンは「お金で何でも買える」なんて豪語していましたが、「信用」はお金では買えませんよ。あと働いている人の「愛社精神」も。やっぱり人間、ハートが大切ですよ。
なんかセブンに乗っていたから、人間が磨かれたかも?
やっぱりハートのある会社が末長く続くのでしょうね。
人間は明るくて温かいものに集まるものですw。
マツダのロータリーのように技術者の怨念や執念の
詰まった製品が多分オーナーを磨くのですw。