滋味変

2006-08-18 | コラム

ジミヘンというと、近ごろは滋味で変な人という意味にも
 
受け取られるが、そうではなくて天才ギタリストのあの
 
「ジミ・ヘンドリックス」のことw。
 
 
1942年11月27日生まれ、アメリカワシントン州シアトル
 
出身の黒人ロックギタリスト。
 
1966年、「ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」を結成
 
し、活動を始める。
 
 
ギターを歯で弾いたり、ギター自体に火を放ったり、
 
破壊したりするパフォーマンスはあまりにも有名。
 
 
エレキ・ギターのプレイに革命を起こした最大の
 
立て役者でもある。
 
 
今までどれだけ、他のミュージシャン達に多大な
 
影響を与えたか計り知れない。

 


昔、ギターを始めた頃、「ジェフ・ベック」や「リッチー
 
ブラックモア」、「エリック・クラプトン」等の有名な
 
ギタリスト達が皆、「ジミ・ヘンドリックス」を賞賛して
 
いて、どんなスゴイギタリストなんだろうとは思っていた。
 
 

「ジミヘン」という名を初めて聞いたのは、その頃
 
だったが、時期的に一世代以上前だったので、
 
リアルタイムで聞くことも見ることもできなかった。
 
 
ギタリストにとってもカリスマ的存在らしいことだけは
 
知っていたが、雑誌でちょこっと写真なんかを目にした

程度。
 
 
 
その後、暫くしてから、CDを買って聞いてみたが
 
何だか海賊盤のように録音状態が悪くて、ガッカリして
 
それっきり。
 
買ったCDが良くなかったのかも知れないw。
 
 
 
で、先日実際にプレイしている「ジミヘン」を見てみよう

と、急に思いついてユーチューブで動画を探して見てみたら
 
ライブ映像があるあるw。

 

 
今更ながら、初めて動いている「ジミヘン」を見たが、

ちょっと驚いたw。

以前買ったCDなんかよりずっと素晴らしいプレイじゃんw。
 


ギターはもちろん、彼自身も、とっても存在感がある。

トリッキーでありながら、魂に突き刺さるようなフレーズ。


小手先のテクニックを超越した圧倒的な「なにか」がある。

聞いてる人を共振させる「なにか」が。

 

荒削りだけれど、あの時代にこんなプレイを見せられた人

たちは、さぞかしビックリしたに違いないw。


今では、上手なギタリストはたっくさんいるが、こんなに

存在感というかオーラのある人は滅多にいない。

 

 
が、当時の多くのロックミュージシャンと同様、「ジミヘン」

も薬物依存の傾向があった。
 
 
 
そして飲酒後に睡眠薬を服用し睡眠し、1970年9月18日
 
の未明、嘔吐物を喉に詰まらせ窒息し死亡。
 
享年27歳。
 
デビューからわずか4年ほどでの死だった。
 
 
 まるで花火のよう・・。
 

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7 コメント

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Unknown (黒亀⑦)
2006-08-20 01:18:04
こんばんは。



ジミヘン、私も全く同感です。さぞかし凄いギタリストなのだろうと思って二十歳の時に初めて買ったCDが「モンタレー・ポップ・フェスティバル・ライブ」でした。



第一印象は「・・・なんかよくわかんねェ!」。

何度も聴いていくうちに良さが解るかも・・・。と思い、我慢して?聴いていましたが、「やっぱり全然良さがわからん!」という最終結論に至りその後封印。



同じ時期SRVにもチャレンジしましたが、やはり当時の自分には理解できずこれまた封印(汗)。



無理も無いかも知れません、なんせ二十代前半はジャクソン/シャーベル系のギターと改造マーシャルとラックシステムに憧れていた時期だったもので^^;



2人をスゴいと感じるようになったのはそれからだいぶ後の事でした~。



ジミヘンも最近は某ジーンズのCFに使われるなどして、今まで全く彼のことを知らなかった人達にも認識されてきているようですが、若い世代には彼の姿はどう映っているんでしょうね・・・少~し気になりますw。
返信する
Unknown (yass)
2006-08-20 02:12:47
ボクもYouTubeでヒマ見てはごっそりDLしまくってるんですが。<おぃ



ジミヘンって、ボクらの世代では言うまでもなく凄い人だけど、

若い人なんかだと、ちょっと反応が微妙かもしれないですね。

やっぱ単純に・・・当時の音とか決して良くはないですしね。

アレって、単純に良い音で残せなかったんですよね、

きっと録音や制作予算なんかで。

ビートルズくらいでしたもん、アホみたいにあの時代に

録音にお金かけてたのって(笑)。<あとモータウンあたりかな、と



ただ、ウッドストックとか色々見てると、恐らく当時リアルタイムで

ボクらが見ていたら驚愕モノだったと思いますけどね、ステージ。

とてつもない、それまでに耳にしたことないようなファズ音とか。

それが・・・・もう40年くらい前の出来事ですもんね。
返信する
おや (shibatex)
2006-08-20 20:27:42
黒亀⑦さん こんばんは



同じような、タイプだったんですねw。



録音状態の悪いCDのおかげ?で、どうもジミヘン

には縁があまりなかったようですw。



本当の良さが伝わってこなかったのでしょう。



今は、ホントいい時代になったもので、簡単にネットで

動画が見れるので、かなり本当の姿を知ることが出来ます。

映像を見れば、きっと若い世代にも何か伝わるものが

あるかもしれませんね。



最近はいろんなミュージシャンの動画を探して見る

のが楽しみです。
返信する
ホントに (shibatex)
2006-08-20 20:48:20
yassさん こんばんは



ビートルズ位に、ちゃんとした録音をしてしていれば、

印象は大分違っていたでしょうね。



もし、ライブを実際に見ていたらぶっ飛んでいたでしょう。

だれの真似でもない先駆者って感じで。

ちょっとあの時代には反則かもですw。



皆崇拝するのも無理ないですね。
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Unknown (yass)
2006-08-21 01:50:48
今はリマスター技術も進んでるんで、随分ハイファイ化された

音源も出てきてますけどね。

でも、ボクなんかだと、そこの音質ってぶっちゃけどーでも良くて(^-^;)。

勿論、クリアーに越したことはないんですけどね。

ボクはいくらクリアーでも安っぽいシンセみたいな音の方が

生理的に苦手なんで・・・(^-^;)。



あと、結局今こんなデジタル至上主義みたいな時代でも、

多くのギタリストが結局この当時のギターだったり

アンプだったり、エフェクターを使ってますよね。

まぁそれだけモノが良かったってことですが。



自分なんかはスティーヴ・ルカサーのようなラックシステムも使うけど、

でも、やっぱりマーシャルでダイレクト、みたいなセッティングに

すぐ戻ってしまうんですよね・・・(^-^;)。
返信する
なるほど (shibatex)
2006-08-21 20:05:57
yassさん こんばんは



言われてみればそうですね。

ギターもアンプもビンテージ物の方が、良い音

、良い味だったり。



録音技術だけが、きっと劣ってたんですね。



一度リマスターのCDも聞きましたが、やっぱり

受け付けませんでしたw。







たしか10年位前に軽井沢の野外で行われた

「サンタナvsジェフベックvs スティーブルカサー」

のライブ画像を先日、ユーチューブで見たら、

スティーブルカサーのコーラスのかかった音が

とっても耳障りに聞こえるんですね。





対照的にベックのシンプルなストラトサウンドが

とても心地よく感じましたよw。





・・・・温故知新?
返信する
Unknown (OZZY)
2006-08-25 12:39:37
コメントありがとうございました。



ジミヘンも本当に“凄い”ですね。



こちらへもTBさせて頂きました。



これからもよろしくお願いします。
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