薄野慕情

昨晩は取引先の社長でもある友人に誘われて、またまた

夜のススキノ。



おかげで今日はちょっと眠いｗ。



彼が接待で利用しているスナック？の女の子が誕生日

だということでそれに付き合わされたというわけｗ。



とりあえず炉端屋で食事をしながらプライベートや

仕事の話で盛り上がり、その後ケーキと花束を

途中で買ってそのスナックへ。




始めて知ったけれど、あるビルの一角に夜中の２時まで

やっている小さなケーキ屋さんがあってビックリｗ。




いろんな理由で、夜中にケーキを買っていく人が

いることを知ったｗ。





店に入ると既にたくさんの花束とプレゼントがカウンター

の上に所狭しと並べられていた。




あんまり「ショボイ」プレゼントを持って行くと恥ずかしい

思いをするね、コレはｗ。




このスナックに来るのは初めてだけど、そこそこお客も

入っているし繁盛してるなぁという第一印象。



３０代前半くらいの男性オーナーと話をすると、まだ

オープンして１０ヶ月足らずの新しいお店らしい。



何人かの女の子を使っているのだが、なんとそれまで

水商売の経験が全くないのにも関わらず、いきなり

このスナックを始めたというじゃない。




時々テレビで、それまで何の経験もないのにいきなり

ラーメン屋を始めて大成功なんて番組も見たりするけど、

それで成功するのはほんのごく一部だろう。




なかなか度胸があるというか、楽天的というかｗ。




でも、こういう思い立ったら大胆に即行動みたいな

ところは少し羨ましかったりするｗ。




きっかけは彼の弟が青森で既にスナックをやっていて

かなり繁盛していることに刺激を受けたのだとか。





「あいつに出来て俺に出来ないはずはない」と思って

一念発起して始めちゃった。






で、経営状況を聞いてみるとやっぱり不景気のおかげで

かなり大変らしい。




たまたまこの日は誕生日の子がいたからお客の数が

多かったらしく、普段の平日なら平均３～４人来れば

良い方だという。





女の子達の給料を払ってしまうと、何も残らず家賃などの

経費分がまるまる赤字（あらら・・・）。




かといって女の子達の待遇を下げると居なくなっちゃうから、

それもなかなか出来ない。




その赤字分をどうしているかというと、昼間マッサージ屋で

働いていて赤字の埋め合わせをしているという。




だから睡眠時間もほとんどない。




そんなこんなでなかなか計算通りにはいかないらしいけど、

割と楽しそうに話ているから、こういう生活も嫌いではない

様子が伝わってくる。




まだ始めたばかりで成功かどうか、簡単には結論を

出せないが果たして採算がとれる日がくるのだろうか。




友人はその女の子にねだられて、渋々シャンパンを１本

入れていたっけｗ。