モテ度ピラミッド

あるメルマガにおもしろいことが書いてあった。


男女間だけでなくいろんな世界にモテ度ピラミッド
（上に行くほどモテる）が存在するという。
頂上付近の少数派の人間が、人気を独占しているわけである。

就職に関しても企業と学生側に
全国数百万社とある企業にもモテ度ピラミッドが存在し、
　（この場合のモテ度は、企業知名度やブランド力か）

全国数十万人といる学生にもモテ度ピラミッドが存在し、
　（この場合のモテ度は、大学有名度や首都圏等の地理的優位度か）

そのピラミッド上位の少数派同士が奪い合いをしているだけで、
下の連中もお互いのその少数部分に憧れているだけである。
どちらもその裾野にいる多数の選択肢の中から原石を見つけようとしない。
というよりも恐らく、裾野を見る方法が分かっていない。




なるほどなあと思う。
が、人には人それぞれ好みもあるし、集団心理でみんなが
集まるほうになびいてしまいがちでもある。
その方が考えたり悩む必要が無いからだ。

自分に本当に必要な人や物を考えて選んでいくのは多少
なりとも知恵や知識、経験や判断力が必要とされる。
でも、そうやってピラミッドの裾野から苦労して見つけてこそ、
かけがえのない物や人になるのかも知れない。