苺そうめん

2005-07-20 | コラム
抜粋

そうめんやざるそばなど、冷たい麺類がおいしい季節になってきました。

最近はそうめんも「ご当地もの」がふえてきて、ずいぶんバラエティ

豊かになっていることをご存知だろうか。

山形のりんご麺、静岡のうなぎ麺、そしてその衝撃的な色とネーミング

からひそかな話題となりつつあるのが栃木の「苺そうめん」! 

栃木の名産である苺、「とちおとめ」を練り込んだピンクのそうめんだ。


大阪・なんばパークス内にあるナムコが運営する施設「浪花麺だらけ」

内の「ご当地麺博物館」で発見したのだが、スタッフの方の話では

03年10月に施設がオープンした時から置いている商品で、特に女性に

根強い人気があるそう。

製造元は栃木県にある大正九年の老舗、政木屋食品株式会社。

このメーカーに直接、問い合わせてみたところ「苺そうめん」が

できたのは平成8年。


栃木は全国でも1、2位を誇る苺の名産地であり、地元企業として「苺」

を使って何かできないかということで生まれた商品なのだとか。

実際に食べてみたところ、袋を開けた瞬間漂うあま~い香りに

まずクラクラ。

味は苺味というわけではなく、苺の香りのするそうめん、

という感じだろうか。

ふつう苺を使った製品だと「つぶつぶ感」を出しているものが多いが、

苺そうめんはツルッと爽快な食感。

そうめんだけに喉ごしをよくするため、あえて丁寧に種を取り除いた

苺ジュースをもとに小麦粉を練っているそうで…。

とにかく苺の香りがかなり強力なので、ある程度心の準備をしてから

食べた方がよさそうです!?

ちなみに、この苺そうめんには付属のつゆ(普通のそうめんつゆ)が

ついているのだが、これ以外にも苺そうめんならではの食べ方が

あるのか聞いてみた。


すると、「茹でた苺そうめんをミルクに果物などと一緒に入れて

デザート感覚で食べる方法などは、お子さまなどにも喜ばれている

ようです」とのこと(!)

珍メニューを出すことで有名な名古屋の喫茶店「マウンテン」の

メニュー、甘口いちごスパを彷佛とさせる食べ方だが、なんと

政木屋食品さんはこの「苺そうめん」の他にれっきとした

「苺パスタ」というのも出しているそうだ

(もちろん、喫茶マウンテンとは無関係)。


そうめんって、意外と食べ方が限られていて続くと飽きてしまう

ことが多いもの。

そんな時、こんな変わりダネ苺そうめんを登場させてみては

いかがでしょう。

気分が変わる…ことだけは間違いなさそうです。

http://www.namco.co.jp/ftp/mendarake/


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「苺そうめん」、何かのバツゲームで出てきそうな名前だが

大まじめに作られた食べ物らしい。


苺風味のピンクのそうめん?ってあまり食べたい気はしないが、

皆、やはり普通の食べ物には飽きてきて、何か刺激のある

食べ物を求めてるのだろうか。

女性に根強い人気があるそうだが、男にはチョット理解出来ないかも。


それにしても、この二つを組み合わせる発想もスゴイし、それが売れるのも

結構スゴイこと。

ほんと何が売れるかわからない。

これを見習って、諦めずに頭を捻りたいものだ。

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