職商人

2005-03-14 | コラム
「ショクアキンド」 

京都の近藤悠三という人間国宝の陶芸家の言葉

読んで字のごとく、「現代は職人といえども商人的な面を
併せ持っていなければならない。職人であるとともに、
商人でなくてはならない。」というもの。

「職商人は、質が良く独創的な商品を作る技術を持つ職人の精神と、
よい品物をお客様に理解して頂いて、それを生活のなかで役立てて
いただこうという商人の精神を併せ持つことが大切」なのだそう。

職場でもまだまだ職人は頑固に黙って手を動かしていればいい
みたいな空気がある。

だが、同じレベルの仕事ができる2人がいる場合、一人は謙虚で笑顔が
ある人もう一人はそれが無い人、どちらに仕事を頼みたいだろうか。

モノを売る、サービスを売る、あるいは自分自身を売る。
仕事をしている限り、すべての人が自分自身のセールスマンなのだから、
セールスに無関係ない人など1人もいないのである。

これからは対顧客だけでなく職場内でも、もてる能力を
うまくまわりに表現していく必要があるのだろう。
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