湿潤治療

2011-11-20 | コラム
先日テレビを見ていて驚いた。


それまで怪我(キリキズ、スリキズ)をしたら、

化膿しないようすぐに消毒をして絆創膏などで

傷口を覆うものだと思っていた。



ところがこの対処法は実は間違いだという。

え、そうなの?! まさに晴天の霹靂。


最近は「傷の消毒は厳禁!」なのだそう。


で、どうするのかというと、消毒をしない

うるおい湿潤治療(ラップ療法)という新しい

治療法が広まっているらしい。



説明によれば、消毒薬は要は細菌(細胞)を

殺す"毒"であって、人間の正常な細胞に対し

ても毒性があるという。



傷を治そうと活躍している人間の細胞をも

殺すことになり、かえって傷の治りが遅く

なるとのこと。



まあ、言われてみれば確かにそうかもしれない。



で、湿潤療法のやり方は傷を水道水できれいに

洗って、あとは傷を乾かさないようにラップ

(サランラップ等の台所用ラップ)で被って、

縁をテープで留めてやるだけ。


これで人間が持っている自然治癒能力を最大限に

活かすことができるという。


特別な薬を使うわけでもなく通常より早く、

そしてきれいに痛みもなく傷が治ってしまう

というから目からウロコ。


知らなかった。


とにかく今まで正しいと思って疑わなかった

ことでも、このように実は間違いだったという

ことがたまにあるから気を付けなければならない。
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4 コメント

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知っています (アド)
2011-11-20 22:00:28
テレビのニュースで以前に見たことあります。

消毒液は使わず、水道水で洗い流しています。
そしてそのままなわけですが、ラップですか。
傷の治りが早くなりそうならいいことですね。

でも外では見た目的に絆創膏になりそうです。
返信する
アドさん (shibatex)
2011-11-20 22:34:15
さすが、知っていたんですね。

確かに人間には自然治癒力が
ありますから、それを生かす
のが正攻法なんでしょうね。

ただ、仰るとおりラップでは
見栄えがあまり良くないのが
ネックでしょうかw。
返信する
こんばんは~ (しろりん)
2011-11-21 20:22:13
「傷を水道水でキレイに洗う」

部分を強調しておきます。

万一、本人の体力が落ちている時は

菌に対する免疫力も低くなっているので

破傷風になることもあります。
返信する
しろりんさん (shibatex)
2011-11-21 21:30:25
たしかにそうですね、

免疫力が落ちているときは

例外かもしれませんね。


そういう時はまず、怪我など

しないように注意ですね。
返信する

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