シルバー川柳

2012-09-13 | コラム
川柳といえば、第一生命保険の「サラリーマン川柳 」が

有名で、毎年時代を反映した面白い作品が選ばれる。



ところがネットのニュースで今日始めて知ったのが、

社団法人全国有料老人ホーム協会が毎年敬老の日

に向けて公募している「シルバー川柳」



9月10日にその入選作品が発表されたけれど、コレが

なかなかスゴイものばかり。


「サラリーマン川柳 」を完全に驚愕しているw。


自分自身、先月父が他界して、「人間は必ず年老いて

いずれ死ぬ」ということを再認識させられたわけだが、

これらの作品を読むと、それを悲観的に捉えるか否かで

随分残りの人生が違ってくることが分かる。






◎第12回入選作品  ※順不同


「日帰りで行ってみたいな天国に」

「延命は不要と書いて医者通い」

「紙とペン探してる間に句を忘れ」

「三時間待って病名『加齢です』」

「目覚ましのベルはまだかと起きて待つ」

「起きたけど寝るまでとくに用もなし」

「年重ねもう喰べられぬ豆の数」

「躓いて何もない道振り返り」

「二世帯を建てたが息子に嫁が来ぬ」

「改札を通れずよく見りゃ診察券」

「遺影用笑い過ぎだと却下され」

「湯加減をしょっちゅう聞くなわしゃ無事だ」

「味のない煮ものも嫁のおもいやり」

「年金の扶養に入れたい犬と猫」

「ガガよりもハデだぞウチのレディーババ」

「女子会と言って出掛けるデイケアー」

「LED使い切るまで無い寿命」

「おじいちゃん冥土の土産はどこで買う?」

「忘れ物口で唱えて取りに行き」

「指一本スマホとオレをつかう妻」
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めて知りました (紅芋)
2012-09-13 23:16:40
サラリーマン川柳は知っているのですが、こちらは年齢が
現れていますね(笑)、その心意気が凄いと思います。

内容は悲観的に見えなくもないのですが、詠んだ方々は
ユーモアがあって趣があるように感じます、面白いですよ。

確かに年老いていずれ死ぬのですから、楽観的に生きられたらいいなと思っています。
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紅芋さん (shibatex)
2012-09-14 07:54:35
誰もが普段、反射的に避けようとする
死や老化の問題をユーモア一杯に表現
しているところがインパクト大ですw。

楽観的に生きられるかどうか、これも
人それぞれ性格でしょうね。
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アサズバ。 (mi)
2012-09-14 14:55:31
よくやってますね(*^^*)

すべて頷けるものばかり…

ニコニコ笑いながら読んでるわたし…

返信する
miさん (shibatex)
2012-09-14 19:39:39
アサズバでやっていたんですかw。

老後もこのくらい楽しんでいければ
いいでしょうねw。
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