人間の器

あるメルマガより


■一流と、二流を隔てるものとは何でしょうか。


■つきつめれば、やはり、人間そのものの器の違い

なのでしょう。

　この器の大きさにあたるものが、パソコンにおける

ハードではないでしょうか。


■今までおつきあいしてきた方々の中には、非常に頭が

切れて、能力的に恐ろしく高い人たちが数多くおられ

ました。

　それらの人は、往々にして「カミソリ○○」などの

異名をとっていました。


■ところがそのようなカミソリが、人の心の機微が

わからなかったり、コミュニケーションがうまく

とれないために、自分の力をいかんなく発揮する

ことができずにいたりするケースもあったように

思います。


■人の心の機微が分かることは、人間として器の

大きい証でしょうし、相手の立場に立った円滑な

コミニュケーションを図ることができるのも、

パソコンでいえば「容量が大きい」からでしょう。


■歴史を見れば、劉邦が項羽を下したのも、秀吉が

天下をとれたのも、彼らがリーダーとして、という

よりそれ以前に人間として器が大きく、多くの有能な

部下をしたがえる（もしくは担がれる）ことができた

　からだといえます。


■最新のソフトをインストールする、
　
　つまりスキルやノウハウを身につけるのが大切なのは
　
言うまでもありませんが、
　
　それ以前になにより人間力が必要だということです。


■では、かくいう私にそんな力があるのかと問われれば、

　はなはだ心もとないことこの上ありません。

　ただ、性急なる結果を得るために、

　目先、小手先のアプリケーションをインストールする

よりも前に、高いスペックのコンピューターにアップ

グレードすることが先決、その上でのアプリケーション。

　こんな風に考えております。



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器の小さな自分自身にとっては、とても耳に痛い内容ｗ。


果たして努力してこの器をどれだけ大きくできるのか、

それとも持って生まれたＤＮAによって器の大きさが各自

ある程度決まってしまうものなのだろうか。


育った環境にも左右されるだろうし、すべての人が

大きな器になれるわけでもない。


小さな器の人も当然必要だし、世の中そのほうが圧倒的に

多いのも事実。


多くの小さな器の人が少数の大きな器の人に引っ張って

もらうというのが、世の中の仕組みだろう。



ただ現状に甘んじて諦めてしまえば、それまでなのも

事実。