1400兆円

2011-11-16 | コラム
日本における個人の総資産は1400兆円もあるという。



この不景気の中、どこにそんなお金があるのだろうと

ググッて見つけたデータを見ると60代以上がたくさん

貯蓄をもっているのが一目瞭然。


高齢者は人口も多いし、貯蓄も多い傾向がある。



もちろん貧困な高齢者は多数いると思うが世代間

の格差が大きく、不景気で苦しんでいる多くは若者

世代や実際働いている現役世代と言える。




若者世代は消費したくても、給料が少ない上に、

資産よりもローンなど負債の方が多い債務超過

の状態なので、消費にも限界がある。


収入が減りつつある中、さらに社会的負担や公的

負担、年金負担などが増加しているという現実。


若い世代が頑張りようにもなかなか浮かばれない

社会になってしまっている。




で、今朝テレビを見ていたら、なんとか高齢者達に

その持ってるお金を使ってもらおうと、旅行会社その

他が様々な企画を立案している内容のニュースだった。



お金のない若い世代をターゲットにするよりも、お金を

持っている上に時間的にも余裕がある、60歳以上の

退職世代の消費を喚起するようなマーケティング戦略

を行うべきなのだという。


たしかに今後はさらに少子高齢化が進むと予想されて

いるから、高齢者向けにビジネスを行う必要性は益々

高まりそう。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人体の旅  | トップ | 43位 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
期待と現実の狭間 (アド)
2011-11-16 22:45:52
確かに60代以上の貯蓄比率の高さに驚きです。
高度成長期に活躍していた団塊の世代ですね。

旅行会社など高齢者向けビジネスが増えるのは
時代の変化を伺わせます、介護も増えそうで。
でも贅沢できるのは一握りの方々かもです・・・。
年末に向けて詐欺師も動いているでしょうね。

とにかく景気がよくなって若者の雇用を促し、
消費が落ち込まないようにと願う毎日ですよ。
返信する
アドさん (shibatex)
2011-11-16 23:10:32
バブル期までに結構な収入が
あったのかもしれませんね。
ある意味日本が一番いい時期
だったのかもしれません。

少子高齢化も含めて、これも
時代の流れなのでしょう。

多分お金は持っていても、将来に
対する不安もあってなかなか使え
ないんでしょうね。

いつになったら景気が回復する
のでしょう。
返信する

コメントを投稿

コラム」カテゴリの最新記事