Moonlit cat

のんびり屋のアラレちゃん似大阪人♪DYNAMITE LUNA【あのもとゆきの妹分】のPhoto日記

私はどう生きるか

2023-08-02 13:35:00 | 日記
あの頃に流行った
ことばを借りると
負け組の人生のレールを
走り続けている

父が得意先に
騙されて多額の負債を背負う
再度不当たりで
遂に会社が連鎖倒産
生活必需品のみ
持ち出して
安全な場所へ夜逃げ

学校の先生たちの
サポートのおかげで
学校はやめなくて済んだ

破産による
ストレスと疲労から
道端で母がくも膜下出血
運良く手術は成功し
命は取り留めるものの
苦しい生活は変わらず
後遺症に悩み
心が病んでいく母
毎日険悪な家庭内
両親の離婚

安心できる生活のない
暗黒の学生時代

バブル時代に
完全なまでの負け組

恩師やバイト先の方や
仲の良い友だちは
そんなこと関係なく
支えてくれた

お弁当を
作ってきてくれた
友だち
授業ノートを
届けてくれた友だち
夕食を食べさせてくれた
先輩のおうちの方
バイト代を
日割りで毎日
現金支給してくださった
バイトの雇い主さん
感謝しても
感謝しきれないほど
たくさんの愛情を
いただいたおかげで
ちゃんと学校も卒業できた

母について行ったら
すぐに再婚
浪費癖のある
嘘つきな男は
最後まで
お父さんとは
認めなかった

家庭を持ってからは
人並みの生活を
送っていたが
母たちが夜逃げ
放置されたものの
片付けをする羽目に

逃げた先で
しばらくは
呑気に生活
できていたが
ある日の夜中に
母が不審死

それからあの男とは
音信不通なので
どうしたか知らないが
今でも
あの不審死は
疑っている

いろいろなことが
起こる度に
いつも助けてくれたのは
父方の叔母夫婦と
母方の叔父夫婦
実家よりも実家のような
私の居場所だ

妹は日常的に
暴力を振るう夫から
ある日の夜中に
着の身着のままで
飛び出してきた

負け組出の私の家庭も
やっぱり底辺だから
そんな妹たちを
養えるわけもなく
知恵と人脈だけは
人よりあったので
助けてもらって
なんとか離婚させて
自力させられた

父は一人暮らしのまま
がんばって生活を
していたが
身体を壊して
家を追い出された

当然だが
父も養ってあげることは
できなかった

まわりの方たちが
助けてくれたおかげで
施設に入って治療できた

少し元気になっていたが
肺炎で亡くなった

両親の死に目には
会えなかったけれど
これも
身の丈に合った生き方だと
納得していたので
自然に受け入れた

波瀾万丈すぎて
物語のようだけれど
過ぎてしまえは
なるようになった
結果だと思う

お金持ちには
なれないけれど
困った時に
助けてくれる友だちや
親戚がいるから
卑屈になることもない

しあわせのものさしは
人それぞれ

私のものさしは
柔軟に富んでいる

朝日を浴びるしあわせ
飢えることなく
ごはんを食べられるしあわせ

たくさんの友だちに
愛してもらえるしあわせ

家族が元気に
生活できているしあわせ

育てている
観葉植物たちの
葉を広げて
天を目指す姿に
感動できるしあわせ

日々の中に
しあわせがあふれている

たくさん
助けてもらってきたから
どんな時に
どんなことを
してもらえたら
うれしい気持ちになるか
すごくよくわかる

苦しい時に
苦しい気持ちを
見せないように
している人の
苦しい気持ちに
気づけるようになった

何かをしてあげるとか
大それたことじゃなくて
そっと寄り添って
気持ちに耳を傾けることで
救われることにも
気づけるようになった

なんの気ないことばかけで
相手を傷つけてしまうこと

自分のものさしを
振りかざすことの危うさ

いろいろなことを
知ることができた

これは負け組だからこそ

本当は負けてなんかない
人生勝ち負けじゃないのよ

私は今の人生
とても気に入っている

今後もお金持ちには
なれない確率が高いけれど
しあわせレベルは
めちゃくちゃ高いから

人と比べてどうこうとか
そんなのぜんぜん
興味がない

自分で見て聞いて
触って確かめて
自分で感じて
自分で考えて
どうすればいいか
判断できる
そんな生き方を
続けていきたい

宮崎駿監督の
君たちはどう生きるか

見終わった後の
わからなかった部分を
原作 吉野源三郎さん
漫画 羽賀翔一さん
この本を読みながら
自分が生きてきた軌跡を辿り
考え続けている

さまざまな人たちの感想や
意見も見聞きして
いろいろ考えてみている

タイトルどおり
観た人それぞれが
感じたままに
どう生きるか
考え続ける作品だと思う

生きてきた時間
積み上げてきた知識
向き合ってきた深さ
人それぞれだから
正解は自分で
見つけるものなのね

何があっても
生きること
その先には
今よりも
明るい未来が
待っていると信じて



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