野球肩・野球肘・ゴルフ腰痛のプロ治療院(東京)🥎サエキ89メディカルトレーナーズ

「院長の一押しトレーニング ~ パワークリーン」

今回は院長一押しのトレーニング。「パワークリーン」をご紹介します。

ベンチプレス等、ウエイトトレーニングは部分的に鍛えていくものが多いですが、パワークリーンは全身を鍛えていきます。
新人合同自主トレでは、当時の新人(高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、阿部慎之助ら)にパワークリーンを習得させました。
下半身から上半身へ爆発的に力を連動させるトレーニングなので、カラダの瞬発力が得られるのはもちろん、下半身、体幹、
そして肩、ひじ関節が強靭になり、打球の飛距離、球速も飛躍的にアップしてきます。
デッドリフト、カーフレイズ、アップライトロウイング、エクスターナルローテーションを一気に行うのでフォームの習得が難しく、
高負荷になればケガのリスクも高まってきますので、専門家の下でトレーニングして下さい。
※ 画像は一番わかりやすいのでNSCAの書籍から。

 

 

左から順に説明していきましょう。

 1 まず、バーベルを床に置き、呼吸を整えます。
 2~4 デッドリフトからカーフレイズを連動させて、息を吸いながら一気に鎖骨付近までバーベルを引き上げます。
 (正直4から5の間にアップライトロウイングの写真が欲しいところです)
 5 肩ひじを返してバーベルをキャッチします。そして一気に息を吐き出します。

通常のパワークリーンはここからプラットフォームにバーを落として終了ですが、私が上記選手たちに指導したのは
バーをキャッチした後、瞬時に肩ひじを逆に返して3まで持ってきます。
このときに体幹や肩のインナーである棘下筋、小円筋。及び、ひじ関節の深層筋に投球時に近い負荷がかかるので
効率的に強化されます。そして2~1に戻して回数をこなしていきます。

因みに院長(体重70kg)の負荷設定は
50kg×6回 → 60kg×5回 → 70kg×3回 → 80kg×1回 → 60kg×MAX回(だいたい7~8回)

夏バテなどで、さらに瞬発力を上げたいときはショートレンジ・パワークリーンを行います。
メインセットを60kgに設定して写真3~5を繰り返します。下からの反動が使えないので、更にカラダ全体の
爆発力が必要になってきます。

初心者はバー(20kg)からスタートして、徐々に負荷を上げてみましょう。メインセットは体重の70%が基本です。
フォーム全体の流れはYouTubeで確認してみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=k1REZ6zkpeQ


いよいよ夏本番!この季節、野球選手にとって悩みのひとつが暑さで「キレ」がなくなること。
遠投、ロングティー、ショートダッシュ、そしてパワークリーン・・ 効率の良いトレーニングでキレを出していきましょう。

パワークリーンを含め、彼らに指導してきたウエイトトレーニングの内容は、私の著書である
「自分で治す野球肩・野球ひじ」をご一読いただければ幸いです。

自分で治す野球肩・野球ひじ―プロが教える治療法! (GAKKEN SPORTS BOOKS)
佐伯 勉
学習研究社

このアイテムの詳細を見る

 

☆┳┳┳┳┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┣☆╋╋╋      元読売巨人軍 佐伯トレーニングコーチのスポーツ鍼灸院  
┣╋☆╋  
┣╋╋            野球肩・野球肘・腰痛の治療スペシャリスト    
┣╋            
┣                     佐伯トレーナーズ治療院  ← Click
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「コンディショニング」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事