みなさま こんにちは。パラリンピック、観戦していますか?
残著厳しいなか、ここ 広尾では 緑の木陰から たくさんのセミの合唱が聴こえてきます。
たくましいですね。「命」を 感じさせる大きな その鳴き声に 感動すら覚えます。
ひとまわりほど 年齢が上の 知人は 「ちょっと お経のようにも聞こえるな」と言って
わたしを 笑わせました。 ふふふ なるほどね、と 内心思いながら。
天気のこととか、ニュースのこととか、はたまた 共通のひとの たわいない話題とか、
日頃 何気なく 言葉をかわせる人間が 近くにいるということは しあわせなことですね。
わたしは 一般にいうところの 「家族」というものからずいぶん長く離れて 暮らしてきました。
ですが あまり 「ひとりぼっち」という孤独感を感じずに ここまで過ごしてきました。
ひとりでいる孤独感より はるかに「つらいできごと」が 過去にあったから?
と いう 仮説もなりたつでしょうか 笑い
小さいころから、心身ともに脆弱なわたしでした。しょっちゅう 風邪をひいて 親を心配させました。
熱を出すと ものすごく扁桃腺が腫れて ふつうは幼少時には 切除の手術はしないものらしいのですが、
わたしの場合は ほおっておくと、腎臓などの器官にも影響をおよぼすといわれ、
保育園に通っているころ、耳鼻咽喉科で 手術をしました。
しばらくのあいだは 声が出ず、唾液も術後ひとばんは 「飲み込んではいけない」と
母がつきっきりで 対処してくれました。
しばらくして 出てきた病院の食事=お吸い物は ごくごく塩分控えめだったにもかかわらず
喉の傷にしみてしみて 母に「痛い」と 泣いて訴えました。
わたしの声の すこしハスキーなのは そのときのせいだと思います。
写真は わたしの大好きな セガフレードザネッティー 広尾店の様子です。
このお店は ちょうど 広尾プラザなどのある 広尾橋交差点の横断歩道を渡り、左へカーブして
有栖川宮記念公園へ向かう途中にあります。二階のテラス席も とても快適です。
案外 このあたりは 緑が多く、四季折々の風情を感じさせてくれます。
おそらく わたしは ずうっと これからもこの街を 自分の「第二の故郷」ととして
住まい、愛していくことでしょう。
Photo by Junko Uehara
Hiroo, Shibuya-ku, Tokyo, Japan
Art Fairy Hiroo*